かいぼーは県医師会の理事になってしまいました。平成元年に医師になり、今年で20年(正確には19年、なので20年目ですね)。やっと医師として成人して、さぁ、これからだねぇ、というところです。その間、医政活動推進委員、2年前から地区医師会理事として県医師会の医療連携委員会に関わってきました。まだやっと2年前に地区理事になったばかりの僕が県の理事になっていいのかなぁ。40歳代は僕だけです。「大変だね。」と言われますがどんなに大変かもわからずに受けました。誰かがしないといけないと思ったからです。当面の目標は医師会とかいぼー医院の仕事の両立です。患者さん、減るかなぁ・・・心配。。。
県医師会の新体制が承認された後、せっかく県内の代議員のみなさんもおそろいなので、とフリーのディスカッションが行われました。僕は代議員の方々も含めても(おそらく)一番若くて、とにかく今日は黙って聞くことにしました。
行政と全面対決論を話すひと。日医の団結を言うひと。医療崩壊を嘆くひと。
ちょっと昨日は風邪気味だったこともあって、ぼぉぉぉぉぉぉとしながら、『全面対決は敵ができるばかりで、あまり得策じゃないよぉ。』『日医全体がまずはこの県なみに団結したら十分だよねぇ。』『国民は僕達が思っているほど医療を大事だと思っているかどうかはわからないよぉ。』と考えていました。
そしてある方の言葉が耳に残りました。「知事に、道路と医療、どっちが大事かと聞いたことがある。知事はどっちも、と答えましたがね。」その方は道路より医療が大事というスタンスでのお話しでした。僕もそう思いますが、それよりも、知事ももう、よりどっちが大事、くらいは話さないといけない時代になってきたんじゃないかと思いました。
優先順位をつけて対応していかないとこの国の借金は減らない。そしてそのことに対する覚悟を国民に求めないと。国民に求めるからにはきちんと説明をしないと。そんな時代になりました。。。
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コメント一覧
う~ん、しかし、私に「どっち」ってエライ人がハッキリ選択して、それを受け入れる覚悟があるんだろうか?
今まで、エライ人がうやむやな変化球ばっかり投げて来てたんで、受けるか受けないも曖昧にしてきたけど、ど真ん中に直球を投げられたら、私もハッキリとしないといけないんでしょうね。その直球を受けるか受けないかを。
繰り返しになるけど、私に覚悟があるんだろうか?
変化球ばかり投げられて見送っていたけど、そろそろこの直球を打ってみろと投げてもらいたい。打つか打たないかはそこで判断します。そしてホームランがいいのかヒットがいいのかあるいはファウルかはその時の状況で。場合によっては痛烈なピッチャー返し(強襲)もあり?空振りだけはしたくない。なんのこっちゃ(笑)。
おめでとうございます。 大局観で県の医療をコントロールしていただくようになればまたこの先、いい方向に行くのではないかと思います。 いつの間にか飛び乗れない流れになっていたのでなかなかコメント出来ませんでした。 お体に気をつけてご活躍を期待しています。
夏には汽車ぽっぽで武雄に行きたいと思っておりますが・・・いや、熊本の汽車ぽっぽでした。(汗)
知事だけではなく、国民の民意として「道路の方が大事」となったら?
それでも滅私奉公するのでしょうか?
以前にも書いたかも知れませんけど、「正規の労働時間内で給料分だけ働く・サービス残業はしない・夜間の当直者は夜勤をしない等」を徹底するだけの覚悟が医療者側にも求められるようになると思います。
それをすれば医療崩壊で悲惨なことになるのを私たちは知っていますが、敢えて民意と法に従い非情になることが求められているのでしょう。
>>知事が、国民が「道路」と言ったら、「そうですか。」と納得します
それを伺って安心しました。というのも、私は、医療崩壊に際して護らなければ成らないものの筆頭は何よりも医療者の生命と技術であると考えているからです。
今日、既に崩壊の足音は救急や産科のみならず医学の根幹である内科にまで届いて来ており、大学医局などでも中堅層の減耗により知識と技術の継承が途絶えつつ有ります。
こんな事先生に書くのは釈迦に説法ですが、医学・医療には教本を読むだけでは得られない徒弟制度的な部分が色濃く残っていますよね。
だからこそ、教え手の側の医師が法的(刑事)、経済的(民事)および肉体的精神的に喪われてしまう可能性は極力低いものに抑えなければ成らないと思うのです。
いつか民意が「道路より医療」となって医療復興を目指すその日のために。
なので多久市の小中学校統合の話も??と危機感を感じました。あ、このこともブログに書かなきゃいけなかったかなぁ…。
医療崩壊は、産科、小児科、救急科、麻酔科、そして、最近は内科系に及んできていることをひしひしと感じています。内科が崩壊した場合、・・・ぞっとしますよね。
また、佐賀の行政や県民は「道路」を選択するような気がします。
なぜでしょう?
この期に及んでも、情報不足、当事者意識・危機意識が希薄、経済優先、人気知事・市長への妄信から、などでしょうか。
医療費(社会保障費)と道路費(公共事業費)の配分の異常さ(先進国と日本の比較)について住民は知っているのでしょうか?道路を作っても通る人がいなければねえ。
また、佐賀の近在である福岡、久留米、長崎、佐世保には大病院があるとの立地条件から、いざとなればという、医療に対する過信もあるのかもしれません。
長崎の離島(や平戸周囲)などでは立地条件が異なるため、医療に対する行政や住民の認識が佐賀と違うなあと感じることが多々あります。そのような地域の住民は住民負担増でも「医療」を選択すると思います。そして、離島の行政側も医師に対して当然の礼を尽くしてくれるので、医師も当然に応える気になります。
ナルテスミゴ(ごみ捨てるな?)さんがおっしゃるように、医師会と、そして行政から、情報をもっと住民に提供する時期がきていると思います。(たしかに、医師会だけの情報、行政だけの情報は、それぞれ恣意的情報の発信の恐れがありますね。原則からいえば、行政がやるべき仕事なんでしょうが。)
日本は戦争で焼け野原になって、その責任を一部におしつけ、多くの国民は騙されていたと被害者づらをした過去もあります。
医療崩壊の焼け野原になって初めて、犯人探しをするのでしょうか?
医療崩壊先進国の医療の現状:
http://blog.m3.com/LFH/20080224/1
http://skyteam.iza.ne.jp/blog/entry/490041/
一方、環境家の方々は循環型の社会を目指して頑張っておられる。行政ももっとそこに真剣に目を向けて、今あるものを大事にする精神で頑張って欲しいと願っています。
あ、話しがズレました?すみません(笑)。
小城市民の件も有りますし、内科崩壊は露見した時には予後不良、まるでpancreas ca.の様ですね。
それはさておき、行政や医師会が自ら情報を提供しても、住民は誰も見てくれやしないのではないでしょうか?
県庁便りや市報をどれ位の方、どんな方が熱心に見ているのかを考えた事がお有りですか?
そう言った物を熱心に見て適切な受診などを心がける様な方は少数派ですし、どちらかと言えば受診マナーもきちんとした方である印象を受けます。
これはちょうど、授業に出てこない学生について、教官が授業にきちんと出ている学生に対してガミガミと説教するのにも似ています。
ネットでは? 行政や医師会のホームページをどれだけの方が熱心にチェックすると言うのでしょう?
私は感染症に関連したとある行政機関のホームページのウェブマスターを暫くしましたが(もう辞めました)、公の機関のサイトでは載せられない物も少なく無い上に、ヒット数は個人のブログよりずっと少ない(私のブログの1/20程度)ものでした。
行政や医師会が自ら情報発信をしようとしても、狙った層には届かないだろうと思います。
多くの人にとって影響力が大であるのは何と言ってもマスコミです。とりわけ地上波テレビでしょう。ここが正しい現状認識を出来る様にならないといけない。
ただ、テレビ、特に民放は、カネを出す者の主張を流すのですから医師会なり行政なりが放送枠を買ってテレビで流すのは有効かも知れませんね。
その時にはぜひ、C&R社に啓発番組を作って戴きたいものだと思います。
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