名前が素敵だと思います。
この度、山口耕雲先生が日展の書部門で佐賀県内在住者では初の特選に輝かれました。
おめでとうございます。
また武雄の宝が全国に光り輝きました。
僕らがこどもの頃、耕雲先生のお父様の流水先生の書道教室に通ったものでした。
名は体を表すと言いますか、体から名をつけるのかわかりませんが、それこそ流水先生のお書きになる字は水が流れているような、女性的とも感じられるような字体でした。
日展には17回入選されています。
その息子さんである耕雲先生。
名前のように、流水先生の文字とは違って、ごつごつとした豪快な字を書かれます。(すみません。日展特選書家の文字に対して素人の僕がこんないい加減な評を書いていいのでしょうか・・・汗)でも、本当に先生の字を拝見しますと、手に力が入るというかパワーがほとばしっている字なんです。力が涌きます。
名前だけでなく耕雲先生はその風貌、声などどれをとっても耕雲という雰囲気です。
でもその耕雲先生が毎年夏になると苦しまれます。なぜかと言いますと日展に出す作品を書かれるからです。芸術家は僕らが理解できないほどの集中力と気力をふりしぼって作品を書き上げるんですね。
昨年まで17回連続、計26回の日展入選歴がある先生が、この暑かった夏に、ふらふらになられながら書を書かれていました。
「もう、オイは書かんでもよかとばい。」「もう(作品を出すのは)やみゅーかな。」
と僕にはおっしゃりながらも、それはあくまでもポーズであり、おそらくはものすごい集中力で書き上げられたのだと思います。
そしてその結果、見事、特選に輝かれました。
すぐ傍で芸術家の産みの苦しみを感じ、そして見事な賞を獲得される過程を見ることができて、同じ武雄に住んでいることに感謝します。
耕雲先生。毎年すばらしい姿勢を見せていただいています。ありがとうございます。
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