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2007.10.24 08:05 |  診療  |  生活 / くらし  |  その他(医療関連)  |  Ressar  |  かいぼー  | 推薦数 : 0

再出発(第61話)

僕がRessarさんとメールのやり取りを始めたのは今年の5月中旬から。Ressarさんの18年の人生の中の直近の5ヶ月しか知りません。その間でもRessarさんは悩み、傷つき、落ち込み、そして前を向いて生活してこられました。この18年の間にはどれだけの回数、こんなことを繰り返してきたのでしょうか。そしてその苦しみは深く、状況も困難なものになってきています。今回も悩みの底から再出発をしようと決心できるでしょうか。

 

こんばんは・・・。
調子、悪いです・・・。

祖父が・・・入院中の病院で、先日、ベッドから転倒し、外傷性の脳内出血で、今もICUにいます。泣きました。
栄養失調で最初、入院したのに。なぜ?
なぜ・・・なぜ、よりにもよって、転倒なんて・・・。
私も調子が悪く、点滴に通いながら、祖父母のことを案じました。しかし・・・私には何もできなかった。
祖父母のところへ、行くことも・・・私にはできなかった。
少し動くだけで、心臓が激しく鳴り、痛くなる。
私は・・・生きていけるだろうか?この先も・・・。もし、もしも・・・私に時間がそれほど残されていないとしたら。
このままで・・・いいのだろうか?今も、自問自答しています。私がいなくなった後、家族は?両親は?弟は?祖父母は?生きていけるだろうか・・・。

ずっと傍に寄り添い、私に笑顔をくれた家族のそばで、私も笑っていたい。ただ・・・それだけ。ただ・・・それだけなのに。それすらもできない私って・・・
昨日・・・祖父に会いに行きました。体中の痛みを背負って、ICUの中に入れなくても、祖父にお守りを買って、それをただ、渡したかった。そしたら、祖父が・・・ロビーに車いすで坐っていました。びっくりしました。

母が毎日行って、ICUで寝たきりだと聞いていたから・・・。
脳への損傷が激しく、医師によると出血は今のところ収まっている、障害が残るかどうかは現時点ではわからない・・・母は・・・私に気を使うように、障害は残らない。と言いました。でも・・・脳出血による後遺症の発生率・・・麻痺の程度・・・知っているんです・・・。
医師を目指していました。独学で学びました。学校も行っていない。だけど・・・本気で目指していた職種でした。
受傷後、初めて祖父をみたとき・・・溢れる思いを止めることができませんでした・・・。大すきだから。祖父母のことが、だれよりも、好きだから・・・。左半身に軽度の不完全麻痺があるようでした。喋る能力や意識は左大脳がつかさどる神経能力なので、そこは侵されていません。看護師によると昨日からリハビリを行うようになり、車椅子に乗る練習を続けるとのことでした。
私の・・・リハビリ入院、車椅子に乗れるようになるまでの月日が思い出されて・・・涙が止まらなかった。私も寝たきりから、車いすに乗れるまで、18カ月もかかりました。
毎日毎日痛みと戦う日々で・・・。リハビリもつらかった。リハビリの先生を傷つけたことだって・・・ありました。
全てが嫌になった・・・。それを年老いた祖父に、強いるのは、あまりにも酷なような気がして・・・。現に、3年前に亡くなった父方の祖母も・・・脳内出血で厳しいリハビリを続けたあげく・・・合併症で他界しました。祖母は・・・リハビリが嫌がっていた。しんどいといたいとつらいと・・・私にだけ見せた祖母の弱さでした。

おじいちゃんは・・・昨日、私に一言もしゃべってくれませんでした。でも・・・だれが来たかは、分かるみたいでした。
一緒にICUにお母さんが入院している隣の娘さんが毎日、祖父の様子を母に教えてくれるそうです。その時に、毎日来られる娘さんの名前は?と祖父に聞いたところ、「(Ressarさんの名前)」といったそうです。祖父は頑固で自分のこともあまり喋りません。でも・・・私のことを誰よりも愛し、可愛がってくれた祖父。車椅子になっても、私のことを見守ってくれたおじいちゃん。再び歩けなくなったとき・・・祖父の涙を・・・初めてみました。

会えてよかった・・。昨日は会えなくてもいい!ロビーで待ってるから、連れてって!と母に頼み込んで、連れてってもらいました。神社でお守りを買って。
病院についたら、祖父が、車いすに坐って、テレビを見ていました。母もずっと寝たきりの祖父しか見ていなかったので、感激していました。

正直・・・ここ数週間。祈ることも信じることさえ、できませんでした。どうせ、やたって・・・何が変わるわけじゃない。
ようは、自分を変えなきゃなんでしょ?って。誰に言ったって、何をしてくれるわけでもない。伝えるのさえ、もう疲れた・・・。。
信じるものさえ、信じきれなくなったとき・・・中途半端で信心をやめてしまいそうになる、弱気自分に苛立ちました。
でも・・・もう一度、がんばってみようかな。おじいちゃんだって、頑張ってるんだし。お母さんだって・・・今は叔母ちゃんと仲良く・・・妥協しながら、生活してる。ただ・・・問題はあっても、こんな生活がしたかった。静かに・・・みんな仲良く生きてくれたら・・・それが、私の一番の願いでした。

今の私に、これ以上病院や行政に駆けあう力も余力も残っていません。今度の予約で、障害者認定の書類に書いてもらえるよう、もう一度駆けあってみるつもりですが・・・
それでもどうなるか・・・もう分かりません。でも・・・それだけに頼る生き方は、もうやめようと思います。手帳だけが、すべてじゃない。手帳を持ってる人が、障害者となるわけじゃない。
でも、この体で生きていくには、あらゆる場面で、身障者手帳が必要になること、それは事実なのです。
その事実を、真実として、理解してほしい。ただ・・・病院側に望むことは、それだけです。

少しでも家計による負担をなくすために・・・身障者手帳の申請をと・・・ひとりで頑張ってきました。でも・・・強気に出ると仇になる。そのことも、この経験で学んだつもりです。
今は万事休す。何事も信心し、ときを経つのを待ち、身を守るべし。そう・・・神社で引いたおみくじに書いてありました。病気は・・・治りません。この先も、進行していきます。
でも・・・それだけに頼っていては、生きてはいけません。

昨夜も体中が痛く、ずっと吐いていました。今朝一番で、開業医に行きました。そこで、脱水を起こしていて、危険な状態だといわれました。もっと早くきなさい!!と怒られました。
病院いったって何をしてくれるわけでもない。もうこれ以上医師との間で、傷つけ傷つきあいたくない・・・。誰も何も・・・傷つけなくてすむように。そんな思いから、自然と病院とも距離を置くようになります。そして病気は悪化する。
それは、自業自得なんです。だから、私は誰を責めることも・・・しません。
脱水が改善しなければ、入院措置をとる。といわれました。ただ・・・今の心のよりどころは、家族です。家族だけが・・・今信じられるものだから・・・。

この週末、行きたいところもあるけれど・・・父が外出させるのを、禁止させられているので・・・父は私の病気に対して、厳しい人です。普段はやさしくて怒られたことはないけれど・・・病気に関しては、母よりも神経質になります。
でも、そんな父が・・・すき。そんな母が・・・すき。

もう一度・・・向き合ってみます。
今は万事休す。時を経つのを待ち、身を守るべし。
そう、神社で引いたおみくじに書いてありました。
今は・・・強気に出るよりも、静かにときがすぎるのを待つことが・・・今は、必要な時期ななのかも知れません。
もう一度・・・信じてみます。

 

Ressar

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Ressarさん、はじめまして。
今年の夏頃からかな?ずっと、メールを読ませていただいておりました。
わたしにも、Ressarさんと同じ年頃の娘がいます。

ずっと、メールを読んでいて、何かメッセージを書きたいと、ずっと思っていたのですが、なかなか、その勇気が持てませんでした。でも、今日は少しばかり、わたしでも、コメントできそうな気がしたので、書いてみようと思いました。


障害者手帳の申請・・・うまく、Ressarさんの気持ちが主治医の先生に伝わるといいなと思いました。「障害者手帳だけがすべてではない、だけど、必要なんだ」・・・という気持ち。

お医者さんは、思いのほか書類処理が多く、またそれらを日常の診療業務と並行してこなさなくてはならず、そのあたりが、お医者さんが足りない現状では、とても厳しいのだろうと思います。
だけど、多くの医師は、患者さんを少しでも救いたい、楽にしてあげたいと、考えているのだと思います。

そこで、考えがあるのですが、外来の限られた時間で、その気持ちを伝えるのはむずかしいかもしれないので、手紙でも、ワープロで打ってもいいから、そういった事情を、あるいは、今のお気持ちを、文章にしてみてはいかがでしょうか。ひとりでは大変なら、どなたかにお手伝いしてもらっても、いいと思います。

最後ですが、わたしも、Ressarさんの思い・・・障害者手帳が必要なんだという、そういう思いが伝わるように、この場でお願いしたいと思っています。

影ながら、応援しています。
written by azuki / 2007.10.24 10:18

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