もともと国有鉄道長崎線は武雄を通って、早岐、大村、長崎へと走っていました。
そのころ、祐徳稲荷神社に参詣する人の利便を考え、武雄━祐徳院門前の間に、最初は馬車鉄道(明治37年~)、その後、軌道車(大正3年~)を走らせました。
その後、国有鉄道有明線(肥前山口━諫早)の開通にともない、採算が採れなくなり、昭和6年に廃業しています。
僕は、この軌道車が走っていたことを偲ばれる場所がありますかと、郷土史家である患者さんに聞いたところ、唯一この場所がそうです、と教えていただきました。
県道330号線(武雄 塩田線)橘町永島の上野のバス停です。
ここで、武雄行きと祐徳行きの軌道車が離合していたそうです。
「県道が不自然に拡がっているでしょう。あれが離合するために広くなっていた場所なんです。」
何気ない風景。知ろうとしなければ、教えられなければ分からない景観。知れば面白い街並み。
そんなことを感じた今回の取材でした。詳しい場所は『武雄よかとこブログ』に載せます。
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