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怒りではなく情けなさが募ります。
『消せ』ばいいのか。『リセット』すればいいのか。
そういうのはおろいい人間のすることです。
僕は人と接するとき、その人が産まれたときのことをイメージすることがあります。その人が自分にとって望ましくない存在だったり生理的に合わない人だったりしたときに特に。
お母さんに微笑まれながら抱かれている赤ちゃんであるその人。どんな人だって産まれたときからお母さんの愛情を受け、成長の過程ではお父さん、おじいちゃん、おばあちゃん、そしてご近所のみなさんなど多くの人に手をかけられ育ってきました。目の前にいる人はあなたにとって憎い人かもしれませんが、あなたにとって憎い人としてだけ存在している人ではありません。多くの人に愛されてきて、また多くの人を愛しているはずの人です。また自分もそんな人間のはず。
『消せ』ばいいのか。『リセット』すればいいのか。
『思いやり』は想像力です。自分の考えている世界は十分考えているつもりでも、まだまだ狭い世界かもしれない。もっと広い視野を持って考えれば違う解決方法が、考え方が見えてくるかもしれない。
そして『消せ』てもそれは解決にはならない。むしろ哀しみと憤りを増大させる。『リセット』したつもりでも、リスタートなんかできない。それはむなしい終り。そしてやはり哀しみと憤りを増大させます。
みんな、この世に生を受け、小さい頃から愛情を受けて育ち、成長したらそのご恩として今度はみんなに愛情を与えて生きていきます。老いて身体が思うようにならなくなり、再びみんなからの愛情を確かめながら死んでいく。そんな世界にしなければなりません。
(おろいい・・・『おろ』は方言で、後に続く言葉の意味を小さくする表現。だからこの場合は『いい』が少ない。つまりイメージとしては「粗末な、粗雑な」みたいな感じでしょうか。かぜをおろひいたようだ、だと、ちょっとかぜひいたようだ、みたいな感じです。そうですよね?武雄のみなさん!(^^)!)
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『広辞苑』で調べてみたら、「おろ」は「疎」という字の読みで、「不完全な」という意味でした。方言ではなかったのね(失笑)。みなさん、どう思われますか?
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