昼休み。武雄川土手沿いを散歩していると
橋の下に犬が立っています。しっぽを振ることもなく、きょとんとした顔(無表情)でこちらを見ているのか見ていないのか。
ビルです。近所の犬です。久しぶりに見ました。とても優しい犬で子ども達にされるがままになっても怒らない犬でした。でも今は年取って毛並みもぼろぼろ。歩きもよたよたでパーキンソニズムです。
「ビル」と呼んでもしっぽも振らず、聴こえているのか聴こえていないのか。
無反応なビルが心配ではありましたが、とりあえず散歩を続行するため、「ビル、ばいばい。」と言って、先へ向かいました。
帰り道。また来た道を戻りました。いつもは川の反対側を帰るのですが、やはりビルのことが気がかりです。
橋の下が見えました。土手にビルはいません。
川の中?
いました。川の中。泳いで対岸に着き、そこから土手を上がろうとしていましたが、粘土状の土が足についていて滑る滑る。それでなくてもこの土手はビルでは上がれません。
いかん。このままでは死ぬ。
と思ったので、「ビル!そこにいなさいよ!」と言って、対岸に渡れるところまで走っていきました。ビルはわかっているのかわかっていないのか、顔だけこちらをむけましたが、すぐにぼーっと、何か目的を持って行動しているのかただ体を動かしているだけなのか、という動作を続けています。
ビルのところに着いたとき、幸いビルは僕が水の中に入らなくても連れ出せるところにいてくれました。
でも体はべちょべちょ。「ビル」と言っても相変わらずしっぽも振らず、呼びかけに対して2、3回に1回、じーっと僕の顔を眺める程度で無表情です。これは見えてないし、聴こえてないな。嗅覚もどうだか・・・。
仕方がないので前足の両脇を抱えて土手の上まで上げました。上げる際に体をばたばたするのにはまいりました。
さて、土手に上げた後、家まで連れて帰ろうとしましたが、「ビル!ビル!」と手を叩いて呼んでも小さく2歩歩いたくらいで止まり、しばらくすると別の方向へ歩いていこうとします。完全に徘徊ですね。
ビル。完全に呆けちゃったのね。
昼休みももう終わっていたので、ビルの家のひとに連絡をとり、娘のカナちゃんに来てもらいました。カナちゃんが来たら、しっぽいっぱい振ってました。さすが飼い主はわかるのね。
「どーしたの。ビル。」と言いながら
カナちゃんはびちょびちょのビルを抱えて帰っていきました。
固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | ||||
| 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
| 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
| 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
| 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |