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武雄中学校は今年度いじめの報告件数は1件でした。部活動での事例でしたが、学校側の早く的確な対応と父兄のご理解で大きな問題にならずに済みました。
年3回発行のPTA新聞の今年度第3号は最終ページに
『いっしょに「いじめ」を考えよう』
という特集を組んでいます。
いじめで命を絶つ生徒もいることをみんなで考え、その意見の一部が紹介されています。保護者や先生の意見も載っていました。その中のいくつかをここでご紹介します。
【生徒より】
●なんで何人もの人で一人をいじめるのかなと思った。いじめられた方が「死」を考えるまで、いじめをしてはいけないと思う。いじめられる人にも将来があるのに、それを奪うことは絶対にいけないと思う。
●私は、いじめだけで人が死ぬとは思ってもいませんでした。
●僕はいじめがおこるのは人間だからしょうがないと思います。でも、人が死ぬまで追いつめるのは人間がやることではないと思う。人はこういうことをやるけど、その気持ちをおさえてやれる友達の存在も大切だと思う。
●いじめ自殺のニュースを聞いて、自分から『死』を選ぶほど生きることに疲れてしまったのだろうと思った。「いじめ」は最初何人かから始まり、次々にクラス全員へと広まっていく。
●私もしゃべる相手がいなくて一人で行動していた時があった。いじめられた人の様子が変ってしまった時に周りの人が気づいてあげなければならないと思った。
【保護者より】
●職場でも話題となり、我が子のような悲しい思いと、うちの子も・・・という不安がよぎる。私もちょっとした子どものサインを見逃さないように必死だ。
●毎日、子どもの様子は気にしているが。ニュースを聞くたびに特に強くなる。私は子どものサインを読みとることができた。やはりサインを出していた。
●父親として子に十分な接し方をしているのか、常に疑問に思う。妻に頼りっぱなしの家庭教育の中で、世界で一番愛するはずの娘と十分に向かい合えているのか不安になる。
【先生より】
●「こどもは、今も昔も変らない。」この言葉は、私の親しい友人が言った言葉です。こどもはいつの時代でも、正しい綺麗な心を持っています。ただ、それだけに思いやりや優しさを感じる環境をつくってあげたいと考えています。
人に乱暴に接する環境では、子どもたちは、人の痛みを感じることも無くなってしまいます。「いじめは、どのような理由があろうとも絶対にしてはいけないこと。」いじめに対する武雄中職員の考え方です。
生徒さんや保護者の方々も一生懸命考えながら生きておられるのだなあ、ということが分かります。そしていじめに対して学校の肌理細やかな、そして毅然とした態度が求められていますね。
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