| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | ||||
| 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
| 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
| 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
| 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
昨日は武雄市内の中学校は卒業式でした。
僕は武雄市立武雄中学校のPTA会長なので来賓代表祝辞を述べました。昨年の卒業式は長男が送辞を読み、気負いがあった私の挨拶より大変評判が良かったため、その反省から今回は大変分かりやすい素材を選んで話すことにしました。長男は答辞を言いますのでリベンジです(燃!)。
内容は以下に記します。
みなさん、ご卒業おめでとうございます。そして、ここまで大きく立派に育ててこられました保護者の皆様にも心からお祝い申し上げます。これまで当たり前のようにいっしょに学校生活を過ごしてきたみなさんは、これからそれぞれに自分の道を歩んで行きます。そんなみなさんの心の中に、これからの人生において持ち続けていてもらいたいもの。それは、『自分を信じて、挑戦する気持ち』です。
川前力也さんというサッカー選手がいました。彼は高校卒業後Jリーグのセレッソ大阪に入団。(本当はJリーグ発足の前年からですが、正確に言うとかえってわかりにくくなるので省略しました・・・笑) 守備の要としてセレッソを支えました。五年後、J2という一つ下のカテゴリーのサガン鳥栖に移籍。当時のサガン鳥栖はなかなか結果が出せず苦しい時期でしたが、彼はキャプテンとして懸命なプレーでチームを引っ張りました。そして五年後、サガン鳥栖サポーターに惜しまれながら同じJ2の他のチームに移籍し、その一年後、さらに下のカテゴリーであるJFL(日本フットボールリーグ)のアローズ北陸に移籍します。サッカー選手としてスタートした最初の場所からは2つも下のカテゴリーに落ちたことになります。しかし彼はどのような状況でも一生懸命。そこでもキャプテンとして、他の選手のお手本となるプレーと精神力の強さを見せることでチームを引っ張りました。
印象的だったのは一昨年の天皇杯。J1の名古屋グランパスとの試合。私はその試合をテレビで見ていました。アローズはよく戦い、しかし惜しくも敗れました。J1チーム相手にいい内容の試合ができたことで笑顔さえ見られるチームメートの横で、川前キャプテンにテレビ局がインタビューしました。「J1チーム相手に大健闘だったのでは?」との質問に対し、川前キャプテンは「負けたのです。負けてしまっては健闘も何もありません。(本当は・・負けてしまっては健闘もクソもありません・・でしたがクソはちょっと止めとこうかな・・とこの表現にしました・・笑)。」と本当に悔しそうな表情で答えていました。今はJFLの選手であろうとも、彼は自分の力を信じていました。自分で自分を貶めることなく、どこが相手でも『勝つ!』という強い気持ちを持って、いつも全力プレーでした。そして昨年引退。今年二月からはサガン鳥栖サッカースクールのコーチに就任し、白岩競技場で毎週月曜日に行われているサガン鳥栖サッカースクール武雄校にも指導に来ていました。そして二月下旬からはサガン鳥栖サッカースクール唐津校U―15の監督をしています。自分を信じ、挑戦していく精神をこども達に伝えていくことがこれからの彼の使命となったのです。
みなさんも、どんな境遇になろうとも、他人を羨んだり、自分を貶めたりすることなく、常に自分を信じて、前向きに挑戦を続けて、成長していってほしいと思います。みなさんそれぞれの人生が素晴しいものとなることを願っています。
最後に、校長先生を始め諸先生方、本日ご来賓でご臨席賜りました関係団体の皆様方のご指導とご努力に対し、深い感謝の意を表しますとともに、これからも生徒たちへの変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう切にお願い申し上げます。また卒業生の保護者の皆様、三年間に渡り、PTA会員としてご協力頂き深く感謝申し上げますと共に、今後もご指導よろしくお願い申し上げます。
結果はどうだったかというと、今回は引き分け(ということにしてください・・・笑)。実は昨年に急に意識が混濁し、未だに闘病生活をされている卒業生がおり、「その子といっしょに卒業します。」という長男の言葉には涙なしでは聞けなかった、と多くの方に言われ、僕も感動しましたし、その子の回復を心から祈りました。
武雄市立武雄中学校は270名が卒業しました。親も含めると体育館内に1000人以上がおり、そこでの全校生徒の合唱はものすごい迫力です。
左が送る側の1、2年生。右が卒業する3年生。保護者は間に挟まれて、前後からの900名弱の生徒による混声合唱を聴くのです。すごいでしょ。僕も昨年はじめて見てびっくりしましたし、庭木教育長さんも、「こんなにすばらしい迫力の卒業式はちょっとないでしょうね。」とおっしゃいます。今後も武雄中学校ではこのように合唱による学校づくりを続けていってほしいと思います。
卒業式の後、各クラスに戻り、お別れ会。
すべての式が終了し、写真を撮り合ったり、卒業式に間に合うように購入した携帯電話のメルアド交換などをいつまでも名残惜しそうにしている生徒そして親も・・・(笑)。
固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)