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『納豆ダイエット』で日本人のフードファディズムぶりがまたまた明らかになったわけですが・・・。
とにかく、今の多くの日本人は、「これがいい」と聞けば、なぜそれがいいのか、は考えず、右向けば右、ただひたすらそればっかり。
そのくせ普段の食事では、安全、安心、健康についてさほど気にせず、好きなものを食べています。
田舎にいけばいくほど、その地域には一人しか医師がいないところもあるわけで、しかし、そういうところにいる医師にこそ最大のライバルがいるのです。それは、みのもんたさん(笑)。
医師が懇切丁寧に病気について説明しようとしても、「みのさんはこう話していた。」の一言で自分の意見は却下されてしまうことも多いようです(笑・・・いやいや現場では笑えないのです・・・汗)。
次に、みのさんの番組に比べればかなり影響は低いとはいえ、『あるある・・・』『・・・がってん』と続きます。
私が見ても、患者さんにこんなふうに説明すればいいのか、と勉強になるところは多々あるのですが、それよりも、万人にいい、という説明への抵抗感が強く、なのでほとんど見ません。『・・・がってん』はまだかなりいいと思いますが、民放は必ず裏に業界が絡んでいるでしょうから、説明が一方的で危険だと感じるときもあります。
あのような番組の作り方をしていれば、健康によかれと思って番組の言うようにして害が出た、という方も必ずいると思うのです。
でも、もっとひどいものがあります。それはサプリメントです。サプリメントの多くは国が品質のチェックはしていませんので、かなりひどいものもあります。効果効能だって言いっぱなしでもOKです。サプリメントの副作用で肝機能が悪くなったひとを診た経験はほとんどの医師が経験しているのではないでしょうか。
日本医師会ではモデル事業として
「食品安全に関する情報システム」
を実施することにしました。
①摂取した食品と何らかの関連の可能性がある、または関連が否定できないと思われる症状がある場合
②服用している医薬品と摂取食品との間に相互作用の可能性がある、または相互作用が否定できない場合
③宣伝文句を過信して、摂取食品に依存してしまい、治療や医薬の服用を中断するなどの具体的な弊害を生じている場合(その食品が有害か無害かは問わない)
上記事例があった場合、かかりつけ医が日本医師会に報告することになっています。
もしそのような経験をされましたら、かかりつけ医に相談なさってください。
診療現場で医療費の自己負担が増えて、金銭的にきつい、という話は聞きますので、なるだけ診療費や薬剤費がかからないよう努めていますが、よくよく聞きますとみなさん、わけのわからない(?)、あるいは必要のないサプリメントを1万円前後出して購入されています(驚愕)。
医師ももう少し口上手にならないと、メディアや口伝の宣伝に負けちゃってる場合じゃないよ、と思っちゃいます。
私たち医師も、正しい情報を、魅力的に伝えれるよう努力しなければ・・・。
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