「サッカーを愛する皆さん、ごきげんいかがでしょうか。」
でおなじみの、三菱ダイヤモンドサッカーの実況担当アナウンサー、金子勝彦氏のことが昨日の朝日新聞の天声人語に書いてありました。
久しぶりに金子氏の名前を見て、この番組を見ていた当時のことを思い出しました。
私は中・高時代は寮だったので、TVのない生活でした。なので、まともに見ていたのは大学生の時ということになりますが、それでも一番記憶に残っているのはリアルには見てない、74年西ドイツ大会の決勝「西ドイツ対オランダ」です。
大学生になって、先輩のビデオコレクションの中から見せてもらいました。
私はプレーを映像では見たことはなかったんですが、W杯特集の雑誌を読んで、この決勝でオランダの中心選手だったクライフを完全に封じ込めた、西ドイツDFのベルティ・フォクツが大好きでした。背が小さいのに、ガッツで相手の中心選手を抑えた、との記事に感動しました。
そして、先輩の部屋で見せてもらった「西ドイツ対オランダ」。初めて見るベルティ・フォクツの走る姿。感動しました。
師匠~!!
心の中で叫びました。僕の目指すサッカースタイルはこれだ、と確信しました。
私はサッカーをしていたくせにリフティングは下手です。キックもそれほど上手くありません。それなのに、1年のときからレギュラーで出してもらいました。ポジションはいちおうストッパーでした。が、つまりは相手で一番上手な選手にマンマークでついてまわることが仕事でした。
相手の彼にボールが来ないようにするのが仕事です。相手のチームの選手が彼を見る。視界に僕が入る。他の選手にボールが回る。
そんな他人から見れば面白くなさそうなサッカースタイルに磨きをかけていったのはベルティ・フォクツに憧れていたからです。
あら、金子さんの話からフォクツの話しになっちゃいましたネ。
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