junjun
Profile

ブログ内検索

カレンダー

<< 2008/10 >>
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

新着コメント

新着トラックバック

トップページ

Doctors Blog

ブログの購読

< 「お酒」=「まんじゅう」? | メイン | 学会 >

思春期

junjun / 2007.03.04 20:21 / 推薦数 : 0

精神科医になって10年以上が経ちますが、思春期の症例は苦手です(¨;)

「かわいい」とか「かわいそう」とか、感情が動いてしまって、医師としての距離を保つのが難しいのです。

さらに、多くの場合、家族との問題を抱えていますから、家族調整も必要になる。家族(母親の事が多い)の治療も必要になることが多い。

となると、1人で診療をするのは困難になってきます。

本人さんと家族の主治医を1人で受け持つと、両者の関係がこじれたときに信用がなくなってしまいます。

「先生はどっちの味方?」ってなっちゃうから。

なので、電話での問い合わせの場合、大学病院か精神保健センターに行くようにお勧めします。

どちらも思春期の専門家は居ませんが、チームで係わることは可能だと思えるからです。

がしかし、直接来られてしまうことが時々あります。

今回も・・・そう・・・(¨;)

待合いに、ふたぁり離れて座っていたのを見たときに、「やばいなぁ・・・」と思ったのですが、まぁ、仕方がない。「無理なら紹介しよう。」と腹をくくって呼んでみると、診察室には1人で入ってきた。

1人で診察室に来たということは、有る程度自立しているのかも・・・と思いつつ診察を進め・・・

初回は病歴を取って、少し成長や病気の説明をして、場合によっては軽い安定剤を処方して、次回の約束をして終わります。

これは、ほとんどの患者さんに対してすることなので、今回も同様で。しばらく付き合ってみないと解らないのが精神科。

で、診察を終えて帰ったので、まぁ、思春期だけど、本人だけならなんとかなるかなぁ・・・と希望を持っていたのも束の間でした。

数時間後、両親だけで再度来られて、参りました。

 

次回も 本人受診の後で両親が来るようだったら うちでは無理!複数の医者が居てチームで診療が出来るところを紹介しなくては・・・

固定リンク | コメント (8) | トラックバック (0)

トラックバック

この記事のトラックバック URL

http://blog.m3.com/junjun_diary/20070304/1/trackback

コメント

コメント一覧

junjun先生のところは、精神科医お一人でやってらっしゃるのでしょうか?
だとしたら、大変ですねぇ。
思春期のお子さんとそのご家族の場合、「コミュニケーション力」「問題解決力」ともに、本人も周囲(家族)も未成熟な面が目立つことが多いですからネェ。
天ちゃんのところでは、初診の電話受けの段階で、事務長、師長がある程度査定し、振り分けてくれます。
さらに、他の非常勤医師もいますし、力持ちの臨床心理士や作業療法士や精神保健福祉士がいてくれるので、擬似家族的なチームとしてアプローチできますので、ある程度思春期のお子さんと家族を扱えています。
でも、診療報酬マイナス改定ゆえ、時間とエネルギーが概して取られがちな思春期のお子さんとご家族については、相当絞っているのも事実です。申し訳ないけれど、より小さなエネルギーと時間で、より治療可能性の高い国民は多いし、「そういう精神科医療でと結果的に国民が選んでいるのだ」から、と割り切ることも多いです。
written by 天ちゃん / 2007.03.04 22:18
>天ちゃん先生 コメントをありがとうございます。
 うちは認知症が専門の病院がベースです。で、診療所付きのケアハウスを10年ほど前に開設したので、私は週に2回そこに診療に行きます。基本的には本院の院長をしています。なので、診療所の方も基本的には高齢者が中心で、介護保険のサービスもしています。
そんな診療所ですから、ケアマネやOT、PT、介護士などはいますが、精神科としてのコメディカルスタッフはいません。
でも、うちの地域には思春期の専門医もいませんから、患者さんは「精神科」とか「心療内科」で探し当ててきてしまうわけで・・・チームが必要だと判断した場合は大学やセンターに紹介します。でも、大学もセンターも体制が整っていないのが解っているので非常に辛いんですよね~
written by junjun / 2007.03.05 11:23
娘が不登校になり、小児科から紹介してもらった心療内科で診察。母親である私はそのストレスからうつとアルコール依存症に。そんでもって同じ心療内科で同じドクターで診療開始。入院加療が必要となり、別の精神科病院へ入院。退院後は以前の心療内科に再び通院となるも主治医が転勤で入院していた精神科へ紹介状を書いてもらって通院。以前のドクターに診察してもらいたいのですが、junjunさんのブログを読んでやっぱり以前のドクターに診てもらうのはやっぱり無理なのかなとちょっと納得。ねじれ現象が起こってしまいますものね。初診時のドクターには悪かったかなと反省する患者でした。
でもやっぱり初診時のドクターに診てもらいたいと思うのは患者の我儘ですか?
written by ぺんた / 2007.05.16 10:31
>ぺんたさん コメントをありがとうございます。
この記事はあくまで「私の力量」と「当院の状況」での話です。
家族ひっくるめて面倒みちゃう!太っ腹な医師もおられます。天ちゃん先生の所のように 臨床心理士などのコメディカルスタッフの力を借りて、1人で家族の主治医をされる医師もいます。
精神科や心療内科も機能分化されてきていますから、得意分野によっても状況は違うと思います。
初診時の医師に相談されるという選択肢も有ると思いますよ。ちゃんと必要に応じて紹介をされるドクターのようにお見受けします。無理なら無理と説明してくださるのではありませんか?
written by junjun / 2007.05.17 12:29
junjun先生、コメントありがとうございました。初診時のドクターに連絡をとったところやはり娘が落ち着くまでは私の診察は遠慮したいという事でした。以前診察していたときもちょっと無理があったし、アルコール依存は得意分野ではないということで入院していた病院はアルコール外来があるのでそちらでの診察を薦められました。しばらくはそちらで診察を受けていこうと思います。ありがとうございました。
written by ぺんた / 2007.05.21 08:20
>ぺんたさん 書き込み、ありがとうございます。
やはり、初診時のドクターは正直な方のようですね。
ちゃんと区切りがつけられたようで、よかったですね。
あせらずに、ゆっくりと治していってください。
written by junjun / 2007.05.21 10:41
ありがとうございました。
入院時の主治医のもとでがんばっていこうと思います。
ところで秋に京都で地域精神医学会の総会がありますが、もし京都に来られるならぜひご連絡ください。ぜひ京都をご案内して差し上げたいです。(生まれも育ちも京都の地元っこなので)
written by ぺんた / 2007.05.21 14:00
>ぺんたさん 頑張りすぎない程度にがんばってくださいね。

秋の京都・・・魅力的な響きです(#^_^#)
春と秋は学会が多く、病院の医師みんなで調整して参加するものを決めていきます。
地域精神医学会総会に私が参加できそうであれば、お知らせさせていただきますね。
その時はよろしく<(_ _)>
written by junjun / 2007.05.21 19:15

コメントを書く

ニックネーム*
メールアドレス*
URL
内容*
※「利用規約」をお読みのうえ、適切な投稿をお願いします。