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つまり、医師が製薬会社に転職する場合、人によっては初年は給与が下がることがありえますし(翌年以降は実力次第でしょう)、ボーナスでは転職に際してどう足掻いても損が出ます。

そしてやってみればわかりますが、転職には、特に転居が伴う場合には、馬鹿にならないコストがかかります。

こうした金銭的なマイナスというか、初期コストを会社側にもシェアしてもらえる数少ない方法がサインオンボーナスなのです。

オファーレターの第1稿にサインすることはあまりクレバーな選択肢ではありません。
そこにサインオンボーナスの記載がある可能性は低いからです。
別に意地悪をしているというわけではなくて、外資系の製薬会社側としては、オファーレターの第1稿は交渉の叩き台である、くらいの認識でいます(転職ズレしていない医師がすんなりサインしてくれればそれはそれでラッキーだとは思っているでしょうが)。

よって、第1稿の内容に少しでも色をつけられないか、是非とも交渉してみるべきです。
交渉によって動かせるものと動かせないものがありますが、例えば勤務開始時期や初年度の有給休暇日数などは融通がきくアイテムです。

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