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Doctors Blog

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製薬会社における医師の業務 (13):[開発] 第1相試験④

医師_転職_製薬会社_治験SAD(single ascending dose)試験が終わると、多くの場合、MAD(multiple ascending dose)試験が第1相試験として行われます。

MAD試験は反復投与試験とも呼ばれ、SAD試験に基づいて算定された安全域に基づいて設定された用量の薬物候補物質を、被験者に一定期間連日投与する試験です。

容易に想像できるかと思いますが、ある物質をたった一度摂取して有害事象が認められなかったとしても、その物質が人体にとって安全なものだとは言い切れません。
反復投与することによって初めて現れてくる事象もあるわけなので、特に市販後に長期投与や慢性投与されることが予想される物質の場合はMAD試験が必須になります。

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MAD試験でもやはり複数の用量が設定され、低い用量から順に被験者に対する投与が行われます。
1コホートへの投与期間は1週間から2週間で、通常は被験者は治験施設に入院し、バイタルサイン測定や血液検査などの安全性のモニタリングを受けます。

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製薬会社への転職にご興味を持たれているドクター向けの企画、製薬会社人事部に直接訊く「製薬会社における医師の職責」シリーズの第3弾です。

今回は初の米国系企業。
以前に紹介した欧州系A社欧州系B社に比べて、かなり職責が異なり、採用する医師に対する要求水準も高いように思われます。

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2つ前の記事のように、今後このブログで実際の募集案件を紹介していく機会も多くなっていきそうです。
製薬会社への転職を希望されているドクターは、単に「転職したい」というだけではなく、製薬業界で自分がどのようなポジションにつきたいか、そのためには何が必要なのかを十分に把握して転職活動に望むことが求められます。

この記事を含め、拙ブログがその一助になれば幸いです。



前略 この度弊社での採用状況につきお問い合わせいただきました件につきまして回答させていただきます。

 

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SAD(single ascending dose)試験、すなわち単回投与試験にはいくつかの目的があります。

まずは、試験を行う薬物候補物質の、人間における安全用量域を絞り込むことです。
動物を用いた毒性試験の結果を元に、ヒトに投与可能な候補用量を算出することが出来ますが、種差などの問題もあり、やはり人間を用いなければ人間に投与する用量は決められません。
抗癌剤などの一部の特殊な領域を例外として、SAD試験では健康な成人(日本では通常男性)8名程度に、まずは想定される安全域の下限の用量の物質を単回――1回だけ投与します。

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転職エージェントに、医師の製薬会社への転職に関するご意見をいただくシリーズ、その6社目の業者、「株式会社キャリアウィン」様からの回答をお示しするためのものです。

但し、その回答方法はこれまでの5社のエージェントさんに比べてやや変則的です。
現在同社がリアルタイムで扱われている医師の製薬会社への募集案件をそのまま提示してくださったのです。

 (中略)

以下に、募集要項をそのままお示しします。
求められるスキルや語学レベル、そして年収にご注目下さい。

 

募集案件:大手外資系製薬会社

勤務地:東京

募集職種:ファーマコビジランス・メディカルドクター

年収レンジ:~1500万円

仕事内容:開発中及び市販後医薬品の安全情報管理に伴うファーマコビジランス領域の医学的問題解決に携わる業務

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つまり、医師が製薬会社に転職する場合、人によっては初年は給与が下がることがありえますし(翌年以降は実力次第でしょう)、ボーナスでは転職に際してどう足掻いても損が出ます。

そしてやってみればわかりますが、転職には、特に転居が伴う場合には、馬鹿にならないコストがかかります。

こうした金銭的なマイナスというか、初期コストを会社側にもシェアしてもらえる数少ない方法がサインオンボーナスなのです。

オファーレターの第1稿にサインすることはあまりクレバーな選択肢ではありません。
そこにサインオンボーナスの記載がある可能性は低いからです。
別に意地悪をしているというわけではなくて、外資系の製薬会社側としては、オファーレターの第1稿は交渉の叩き台である、くらいの認識でいます(転職ズレしていない医師がすんなりサインしてくれればそれはそれでラッキーだとは思っているでしょうが)。

よって、第1稿の内容に少しでも色をつけられないか、是非とも交渉してみるべきです。
交渉によって動かせるものと動かせないものがありますが、例えば勤務開始時期や初年度の有給休暇日数などは融通がきくアイテムです。

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医師の製薬会社への転職ノウハウを語るにあたって、いずれ書こうと思っていたテーマですが,ちょうどdocさんからコメントをいただきましたので、今回は「サインオンボーナス」について説明しようと思います(しかしdocさんは優秀ですね。普通はここまですんなりと複数のインタビューをクリアできるものではありませんが。どんな方なのでしょう)。

本 来はもう少し後――製薬会社への転職に現実的にご興味やご関心をもたれるドクターの読者が増えてから取り上げるつもりでしたが、docさんをはじめとし て、予想外に早くアクションを起こされる医師の方からのご相談やご質問、ご報告をいただくようになってきましたので、タイミングを前倒しすることにしまし た。

何せ、知っておかないとかなりの損になりかねない情報なので。

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サインオンボーナスは、入職時ボーナスと訳されることがありますが、日本風に言えば準備金のようなものです。
これは製薬会社からのオファーレターを受け取った後に、医師が行うべきいくつかの交渉のうちで、もっとも重要なものの一つです。

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