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医師が製薬会社に転職するにあたって複数のエージェントを通じて求職活動した場合に生じる問題とは、1つの製薬会社に対して、2つ以上のエージェントを通じてあなたのエントリーシート(これは一般に、あなたの履歴書やCV(カリキュラム・ヴァィティ)から、あなた個人を特定できる情報を削除したものです)が渡りうることです。
まず転職活動においては、このこと自体が製薬会社側に悪印象を与えます。
「医師が外資系製薬会社に転職する方法 (14)」で、「内定はいくつ頂いてもかまわない」と述べましたが、これはあくまで求職者側の理屈です。
エントリシートの書式がエージェントごとに異なり、個人を特定できる情報が削除されているとはいっても、製薬会社の人事担当者は、同時期に届いた2つかそれ以上のエントリーシートが同一人物のものであることを容易に識別するでしょう。
それによってあなたは「エントリーシートをばら撒く求職者」と見做されます。製薬会社側がそれをあなたの熱意の表れ(「そこまでして我が社に入りたいのだ」)と受け止めてくれるといいのですが、通常、「ばら撒き」好意的に解釈されることはありません。
taiさんから、「『複数の(転職)エージェントに登録した場合の問題とその解決法について別に述べます』とありますが、私は今まさにその様な状況にあるので是非『問題と解決法』についてご教示頂ければと思います」というお問い合わせを、僕の運営するブログ群のハブサイトである「“オフィス ノー・ホールズ・バード”公式ブログ」のコメント欄にいただきました。
ありがたいことに最近このように転職にご興味を持たれている、もしくは転職のための行動をすでに起こしている医師の方々からのコメントをちらほらといただけるようになりました(それもあって、今回、本ブログのサイドバーを改変して、自己紹介の直下にコメントリンクを移設しました)。
製薬会社への転職、そして製薬会社間の転職を経験したことがある医師として、微力ながら志を同じくする医師の皆様のお役に立ちたいと思いますので、こうしたお問い合わせには出来る限り応じていくつもりです。
というわけで、ややここまでの流れからはは逸れますが(お問い合わせや質問が多くなるようなら記事にする以外の方策を考えます)、今回は、「医師が外資系製薬会社に転職する方法 (9)」で触れた、医師が製薬会社に転職するにあたって(転職先は製薬会社とはかぎらないかもしれませんが)複数の転職エージェントに登録することのデメリットについて述べておきます。