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大学病院にヒラの医局員として勤務していた僕が製薬会社に転職していちばん有り難かったこと(そして今でも有り難いと思っていること)の一つが、学会に会社の「出張」として参加できることです。
大学病院勤務中はまず、スケジュールの調整が大変でした。
大学病院の医局は構造的にアンダースタッフです。
学会に行くとなると、その不在期間中に自分の受け持ちの入院患者と外来患者を診てくれる代診医を医局の中でみつけるのが一苦労でした。
そして何より路銀です。
学会から招かれる立場で参加する医局上層部の人たちとは異なり、僕のような一般参加者は学会費も旅費も自腹です。
学会参加中は他院の当直や外来のバイトの休まなければならないため実入りが減るにも関わらず、国内出張です数万円単位でかかる学会参加費はすべて自己負担しなければなりませんでした。