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昔ほど「癌」という言葉に対する忌避反応は強くなくなりましたが(以前はたとえば早期胃がんでも「本人に知らせるべきか」の議論がありました)、それでもやはり「癌」という言葉には特別のインパクトがあります。
インパクトがありすぎて、時に「これは目のことだから眼科で診てもらった方が良いですよ」と医者が言ったら、患者は「眼科」を「癌科」と聞いて「私は癌なんですか」で一騒動、ということもあります(実話です)。
「しこりのある病気で“がん”と呼ばれるもの」に「ガングリオン」があります。これは関節から飛び出たゼリー状の塊で基本的に良性(癌ではないもの)です。ただ、名前に「がん」が付いているので一瞬ぎょっとする人もおられます。(「ガングリオン」というなんだか凄い響きに気を取られてその一部に「がん」が入っていることには気がつかない人の方が多い印象ですが)
もしもあなたの目の前で医者が「がん」と口走っても、とりあえずは落ち着いてくださいね。
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