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私の子供時代、「女の腐ったような男」という、男だけではなくて女にも失礼な悪口がありました(男尊女卑が前提の悪口ですから)。で、私の身近で一番その言葉を使っていたのは私のお袋だったという……(苦笑)
「男女平等」「男女共同参画推進」とかで、「女性の社会進出」が日本では推進されているのだそうです。で、ネットを見渡せば、「女性管理職をもっと!」と言う人もあれば「女性管理職は、どうも……」と言う人もいます。
ただ「女性管理職」というくくりでまとめるのはどうなんでしょうねえ。世の中ではまだまだ「女性管理職」は少数派のようで、少ないからこそ「特定のパターン」で見られてしまうのではないか、と私には思えます。だってパターン化するには数が多すぎる「男性管理職」は「男性管理職特有の反応」とか「男性管理職ならではの行動」なんてことは言われないでしょ?
ところで私が就職したのは特殊な世界で、「女性管理職」が当たり前でした。なにしろ「看護師」ではなくて「看護婦」の時代でしたから、病棟(外来)の主任・婦長・看護部長はすべて女性、がふつうだったのです。さすがに男性の“社会”進出が盛んな影響で、21世紀になって男性の主任・師長には出会えましたが、男性の看護部長にはまだ会えていません。まあ、時間の問題でしょうけれど。
ただ病院での「女性管理職」はあくまで「看護婦」の世界での話で、事務職での課長級以上とか、医師の部長・副院長・院長は基本的に男ばかりでした。看護部長(女性)が副院長に、というのは前世紀の末くらいから時々聞くようになりましたが、まだまだ少数派でしょう。あくまで「看護の世界」での管理者、という位置づけになっているように私には思えます。
医者に関しては、現在の医学生の男女比(厳密に数えたわけではなくて私の印象論ではおそらく女子が30%(以上))だと近い将来医者の管理職にも女性が大量に進出してくることでしょう。ただこちらでも、私の見聞の範囲内では「M字型曲線」(女性就労率が、出産・子育て世代でがくんと下がる)が効いてしまうはずです。ここを何とかするためには、出産や子育てへの社会的支援が必要になるはずですが「医師の偏在」としか言わない人にはそんな発想は望めないでしょうね。ちゃんとやればものすごくわかりやすく「医者の数」(それも働き盛りの世代)が増やせるのですが。
あ、もう一つの“解決法”がありました。「男と同じ(出産・子育てをしない)女」という選択肢です。これでもM字の落ち込みは解消できます。ただそれは女性に対して「男が腐ったような女」になることを求めることになるんじゃないか、とも思えるのですが。
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