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2010.10.02 17:17 |  スポーツ  |  その他(一般)  |  その他(医療関連)  |  おかだ  | 推薦数 : 0

国民栄誉賞

 オリンピックの金メダリストに国民栄誉賞が与えられたという例があります。ではパラリンピックはその選考対象からなぜ除外されるのでしょう?  前人未踏の大記録を持っていて国民に勇気と誇りを与えることができる人はごろごろいるんじゃないかと思いますが。それともそういった“宣伝”をしない、パラリンピック参加選手たちが“悪い”の?


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2010.10.02 06:57 |  その他(一般)  |  その他(医療関連)  |  おかだ  | 推薦数 : 1

寝た子(1)

 昔聞いた小話に「ソ連に売春婦はいない」というのがあります。
 「人類の理想社会」たる共産主義国家に売春婦などという退廃した資本主義の産物は存在するはずがない存在するはずがないから存在しない、という理屈からそのようなタテマエが言われていたらしいのですが、それがそのまま「小話」になっている点で、立場によってがっかりするべきか笑うべきか、なかなか悩ましいものでしょう(私は即座に笑いましたけれど。もちろん「ソ連の売春婦」ではなくて「ソ連のタテマエ」を)。
 それと似たものに「日本に乞食はいない」という小話があります。これは「日本国憲法で、最低限の生活は保障されているのだから、乞食などというものは存在しない」と厚生省が言った、というのが出典らしいのですが、これまた笑うべきかそれとも笑うべきか悩ましいところですな。(私はもちろん即座に笑いました。だってそれ以外に選択肢がないんだもの。ただしここでも笑いの対象は「乞食」ではなくて「厚生省が言い立てたというタテマエ」の方です)

 そういえば未成年者(特に高校生以下)に関しても、飲酒・喫煙・ギャンブル・セックスと、タテマエがいろいろありますね。で、そういったものに対策を立てようとすると「未成年者にはそんなものは法律で禁止されている。法律で禁止されている行為に対策を立てるのは行政がそういった違法行為を公認することになる」と、にこりともしない顔から“反論”が出てくるのだそうです。そういったお方は、「認める」ということばに「容認する」だけではなくて「認識する」という意味もあることをご存じないのでしょう。
 そういった人が「性教育の一環」として「性病の教育」や「避妊教育」を見つけたら「未成年者のセックスを認めるのか〜」と大声を上げることになります。で、それに続くのが「寝た子を起こすな」。

 私のような臨床医者から見たら、不思議な態度です。臨床の人間にとって「現状がどうなっているか」を正しく認識することがすべての出発点です。現状を否認することから始める対策は有効であるわけがないのですから。
 それはまるで「迫り来るライオンから目を背けるために砂漠の砂に首を突っ込んで『ああ、これでライオンが見えなくなったから私はもう安全だ』とつぶやくダチョウ」です。
 私のようにあまり常識が豊かではない大人から見ても「寝た子を起こすな」という言葉は不思議です。だって、一部の子はもう恋人と(あるいは売春(私が若い頃には高校生売春とか言っていましたが、最近は援助交際とやら)で)寝ているのですから。それは、自分の青春時代の見聞や十代の堕胎の推移を見れば間違いないでしょう。それを「寝た子を起こすな」というスローガンで思考停止するのは、大人が自分の安眠のために現実から目を逸らして逃げようとしている姿勢でしかない、と私には思えます。そもそも「援交」で子どもと寝ているのは、大人ではありませんか?  だったら「寝る子」の方ばかり向くのではなくて、大人の方も「子どもと寝るな」と“教育”する必要があるのではありません?


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