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< 潰瘍の手術 | メイン | 薔薇色の雲 >
 学生時代、私は皮膚科の授業が苦手でした。なにしろ授業では次々スライドを見せられて、画面には皮膚病変が次から次へと登場して、もちろん色や形態でとりあえず見た瞬間は区別はできるのですが、たくさん見ているうちにそのうち記憶がごっちゃになってきてしまうのです。
 さらに、字が難しい。たとえば「尋常性疣贅」なんて、読めます?(ちなみに読みは「じんじょうせいゆうぜい」、意味は、イボです)  「癜風(でんぷう)」とか「ジベル薔薇色粃糠疹(ジベルばらいろひこうしん)」とか「掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)」とか「線維性軟疣(せんいせいなんゆう)」とか……お〜い、医学辞書ではなくて漢和辞典を持ってこ〜い、と言いたくなる文字列がずらずらずらと。
 漢和辞典ではなくて国語辞典ですむレベルでも、「鶏眼(けいがん)」は「うおのめ」のことですし「面庁(めんちょう)」は「顔の吹き出物」、「胼胝(べんち、へんち、たこ)」は指などにできるタコのこと。もう許してくれ、と言いたくなりましたっけ。
 なお「薔薇って漢字で書ける?」はもう死語でしょうが、上記の病名はすべて現役です。念のため。



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