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私が学生時代には、耳たぶにメスの刃を突き刺してその傷にぷくんと盛り上がる血液を用いる検査がありました。代表は、出血時間の測定と血糖の測定です。
出血時間とは、小さな出血が凝血によって止まるまでの時間のことで、主に血小板の機能を見ます。こちらは今でも広く行なわれているのかな? 私は卒業してからはあまりお目にかからなくなりました。
血糖の測定は、説明は不要ですね。今でも指先などでの自己血糖測定でおなじみですから。ただ、血管の中の血液とはちがって、こういう傷からの血液は、異物(たとえば組織液)が混じるためにデータの精度に問題が生じてしまいます。また、テクニック(ざっくり切るかちょっとだけ切るか)によっても数字の出方が左右されてしまいます。
学生時代に、検査(の練習)のために私の耳は何回同級生によって突き刺されたかわかりません。もちろん“お返し”はしていますが。そういえば、あらかじめ耳たぶを氷で冷やしておくと痛みが少ない、という“テクニック”を導入したのは、同級生の誰だったかなあ。
もしかしたら“世間一般”では耳朶血はまだ広く使われているかもしれませんので、一応私個人レベルでは「死語」です、と言い訳をつけておきます。
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