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 最近「自閉症」とか「アスペルガー症候群」ということばがやっと市民権を少しずつ得てきたのはけっこうなことだと思います。まだまだ「道遠し」の状態ではありますが。

 先日のことです。甥っ子の誕生日が近いので「どんなものが欲しい?」と尋ねると「『光とともに』の英語版」というリクエストでした。「へー、英語版が出ているんだ」と日本語版さえまだ全部は読み終えていない伯父さんは感心します。で、調べてみると、「Scoop: Yen Press new title」(MangaBlog)に記事がありました。英語圏の自閉症児を持つ親から英訳リクエストが多かったのだそうです。自閉症児を扱った良質の漫画って、きっとあちらにもなかなかないのでしょうね。

 誰かに頼まれたわけではありませんが、本当によい本なので“宣伝”をしておきましょう。
光とともに──自閉症児を抱えて」(戸部 けいこ)
With the Light…… Raising an Autistic Child」(Keiko Tobe)


 そういえば「漫画は悪書だ。悪書はこの世から追放すべきだ」と主張する(していた)人たちはこの漫画についてはどう言うのでしょう?  「漫画」を平気で差別する人種と「自閉症を個性の一部にもつ人」を平気で差別する人種とがけっこうな率で重なっていたら、その人たちは問題を何も感じない、とはなりそうですが……ここまで書いて、確かに高率で重なっていそう、と思えてきました。


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