「大阪府泉佐野市がたばこ自動販売機1台で15億円の税収、市は業者に報奨金1.5億円」(ウィキニュース)
市町村たばこ税は販売された住所地で納税されるので、書類の操作で一台の自動販売機の住所地に他の売り上げを集中させて納税、すると「報奨金」という名称のペイバックが泉佐野市からその業者に、というカラクリなんですね。読んだ瞬間の感想は「書類上は合法かもしれないけれど、実態を反映していないし、巨額の金額をこっそり動かすのはずるい」でした。
そういえば昔は田舎の国道沿いによく「タバコは市内で買いましょう」という看板が出ていました(もしかして、今でもそうやって“販売促進”をやってます?)。市役所の人と話をする機会があって聞いてみると、その市のたばこ税は、その市の主力産業である農業の所得税総額よりも大きな金額なので、よその市でタバコを買われるのは市の財政には死活問題になるのだそうで……
で、そのときついでに「先生、タバコは市内で買って下さい」とお願いされてしまったのですが、当時私はもう禁煙していたので協力はできませんでした。まあ、住民税はきちんと納めていたから良いんじゃないかとは思いますが。
たばこ税の存在は知っていましたがそれは国庫に入るものと思っていて、タバコを買えば市の財政が直接潤う、というのはそれまで知らなかったのである意味軽いショックでしたが、もう一つ、農家の納税がタバコ以下というのもショックでしたね。ズルだと許せませんが、ズルでないとしたら日本の農業が心配、ということで、どちらにしても日本の現状を憂えてしまったのです。
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