「ものを知らないお前たちにいろいろ教えてやろう」口調でえらそうな記事を書く“全国新聞のようなもの”が日本のどこぞにあるそうですが、たとえばそういった記事を医療分野で書く人ってどのくらい医療の知識などを持っているんでしょう? まさか何も知らない、ということはないですよね。医療の専門家がいかに間違いを犯すかなどを糾弾できたり一般読者に医療知識を啓蒙できたりするのですから。
英語の能力に関して、昔(私の学生時代)は英検がありましたが(今もありますが)、今はTOEIC(国際コミュニケーション英語能力テスト)の時代ですね。知り合いが勤務する会社では「TOEICが○○○点以上ないと人間扱いしてもらえない」なんて状況だそうで、それはそれでわかりやすいというかシビアというか。
それにならって、医療記事を書く“資格要件”として、なんらかの公的医療試験の合格、なんてのはどうでしょう。「ちゃんとものを知っているぞ」の客観的な証拠の提示です。(もちろん「資格があればそれですべてがOK」というわけではなくて、あくまで(医師国家試験と同様)「そこで飯を食うのだったら、せめてこれくらいクリアしておくべき最低ライン」という意味合いになりますが)
医療系の公的試験はいろいろありますが、医師国家試験はやめておきましょう。あれは変態的に難しいから(これは内緒ですが、私は今受けたら、落ちる自信があります)。看護師国家試験もちょっと特化しすぎ。放射線・栄養・検査技師・薬剤師・リハビリ……これらも専門的すぎますね。いわゆる「専門家」ではなくても受験する医学系の試験としては……介護支援専門員(ケアマネージャー)試験がありますが、介護保険に寄りすぎかな。
そうだ、MR試験はどうでしょう。薬学部以外の出身のMRというのも多くいますから、これだったらいわゆる「素人(医療分野出身ではない人)」でも受けられる医療系の資格試験と言えます。新聞記者が受けるときには、彼らの“プライド”のことを考慮して、中身は同じでも名称は「MJ試験」にしておきましょうか。
これ、受けて合格しておくと役に立ちますよ。記事を書くときも「自分が何を書いているのか」が文字面だけではなくて中身や背景まである程度は突っこんで理解できるようになります。さらに、会社をクビになったとき、あるいは、会社が潰れたとき、再就職先として「MR」も考えることができるようになります。製薬会社が雇ってくれれば、ですが。
新聞社は潰れないからそんな心配は無用? お言葉に逆らうようですが、さて、それはどうでしょうかね。
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