EBMが普及するのはけっこうなことと思います。ただ、普及の過程で、誤解や曲解も広まっているのではないか、と気になります。
たとえば「エビデンスが無いものは一切やってはならない」という主張。ときにネットなどでこんなのを見ることがあるのですが、これ、逆じゃないかと思うのです。「エビデンスがあるから、それを治療選択肢の一つに含めることができる」ではないか、と。だって「エビデンスが無いものは一切やってはならない」だと、新しい治療手技の開発がストップします。初めての試みにはすべてエビデンスは無いのですから。
一瞬「ゾロ品メーカーばかりで、新薬メーカーが存在しない社会」を想像してしまいました。
※気の早い人が「EBMを否定するのか」と誤解しそうなので蛇足。私が否定的に書いているのは「EBM」ではなくて「EBMに対する誤解や曲解」の方です。
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