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「寝る子は育つ」とよく言いますが、問題は「どう育つ」かでしょう。「寝る子が変な育ち方をした」にはなって欲しくありませんから。
「早寝がうつ病と自殺念慮を予防」(メディカル・トリビューン)
アメリカの調査です。青少年で、夜中の12時以後に就寝する群と午後10時前に就寝する群とを比較すると、「うつ」と「自殺念慮」に差があった、とのこと。早寝がうつと自殺念慮を予防しているのか、遅寝がそれを促進しているのかはわかりませんが、結果としては明らかに有意差がついたわけです。
で、同じく青少年の睡眠時間で、5時間以下の群は8時間以上の群に比較して、うつは71%・自殺念慮は48%アップ、ともあります。基本的に就寝時間が遅い方が睡眠時間は短くなる傾向があるそうで、すると「早寝でたっぷり寝る」青少年は、うつや自殺から遠ざかれる、ということになりそうです。
ならば「とにかく寝ればいい」のか、と言えば、こんな調査もあります。
「今日からできる! 睡眠最適化への道」(All About(健康・医療))
1980年代のアメリカ人100万人以上を対象とした調査によれば、睡眠不足はよろしくないが、寝過ぎもよろしくない、ということになります。一部引用します。
>>1日に6.5〜7.5時間の睡眠をとっている人が最も死亡率が低く、それ以上およびそれ以下の時間、眠っている人は寿命が短くなる傾向にありました。
「睡眠時間を削っている人」が寿命が短くなるのはなんとなく感覚的にわかる気がしますが、「長く寝る人」も死亡率が高いのは……もともと身体が弱くて、長く寝ないと保たないから、でしょうか? 睡眠時間の長短と死亡率に「因果関係」があるのかどうか、もしあるとしたらどちらが「因」でどちらが「果」なのか、私の頭はぐるぐる螺旋を描いてくれます。
ところで「起床時間と、うつや自殺念慮やあるいはそれ以外の病的な要因との関係」を調べた調査はないのでしょうか。いえね、「早起きは三文の得」が医学的に本当かどうかも知りたくなったものですから。
……しかし……こんなことを知ってしまって「今晩は何時間寝たら“健康的”なんだろう?」なんて悩み始めたら、不眠になってしまいそうです。
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