日本で「哲学者」と呼ばれる人種は、「“哲学”者」と「哲“学者”」に分けられるように私は思います。前者は自分の哲学を持っていてそれを説く人。後者は他人の哲学について論評する人です。日本ではなぜか、自分の哲学を構築できない「哲“学者”」でさえも「哲学」に関係しているというだけで「哲学者」と同等に扱われる風習がありますが、私には不思議です。私にとって「哲学者」とは「テツガクする人」であって、「哲学を研究する人」「哲学を論じる人」ではないものですから。
そういえば文学者でも似たことは言えそうですね。他人の業績についてあれやこれや言うだけの人は文“学者”。オリジナルの文学作品を生み出す“文学”者とは別の存在だ、と私には思えます。
では、医学者ではどうでしょう。「“医学”者」と「医“学者”」は「医者」を対比として置けば、ほぼ同義になりそうです。現場の医療を中心に活動する人は「医者」で、研究を主に行なう人が「医学者」ということで。ただ、自分は業績を上げず他人の業績のことだけをいろいろ言う人、たとえば「お前ら知ってるか? 海外の○○研究では××なんだぞ」とだけ言うような人はやはり「医“学者”」に分類できるかもしれません。
固定リンク
|
コメント (0)
|
トラックバック (0)
トラックバック
この記事のトラックバック URL
http://blog.m3.com/ishi-atama/20100218/1/trackback
コメント
コメントはまだありません。
コメントを書く