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 国が言う「医療費削減」は、結局「国の自己負担(国庫支出)」を減らしたいだけですね。「自分の得」が最優先で「国民の得」なんて二の次です。
 国がそういう基本態度であることは、「三方一両損」の時に国民はよく学んだはずです。(学べていない人には、もう何を言っても無駄かもしれませんが) それとも、障害者自立支援法や介護保険も例に出しましょうか?

 今回の「漢方薬・ビタミン剤・湿布」の健康保険外しもまた同様です。この20年でこの話題を政府が持ち出すのは何回目かもう忘れましたが、結局「国庫支出削減」しか狙っていない策です。だから何回でもしつこく同じ「主題」を持ち出してくるのでしょう。ただしちょっとずつ「変奏」(変装?)をするという工夫はありますが。しかし「主題と変奏」は、音楽だったら楽しめますが、こういった「銭の亡者の主題と変奏」には、私はげんなりするだけです。

 ところがネットで見ていると、その「変奏」に見事に乗せられて拍手喝采をしている人がいます。音楽じゃないってば。「主題」を忘れず、その背後の「欲望」(国は医療や福祉からは手を引きたい)を見抜いてから拍手するかブーイングをするかを決めた方が良いでっせ。演奏そのものがいくらお上手でも、大切なのは「観客の健康」じゃないです?
 それと「自分の負担さえ減れば良いんだ」という発想は「ゼロサムゲームの発想」です。「自分の得」と「他人の損」とが同じ意味を持っている人の発想。ただ、国の支出だけ減らすことに熱中して国全体の“健康度”が減っても良いのか、と指摘するのもある意味「ゼロサム」ですから……では必要なのは「win-win(両方が勝つ)の発想」でしょうね。「銭の亡者」を満足させ、かつ、安易な「医療費」削減も避けさせると言ったら……どこかで金を儲ける?  それとも得られた「健康」を金に換算する?
 ……なんで私はこんなことを考えているんだろう?


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2009.11.30 06:56 |  その他(一般)  |  社会・歴史  |  おかだ  | 推薦数 : 2

天才の数

 「1万人に一人の英才」という言葉を聞くことがあります。私は素直なので「おおすごい、あやかりたいあやかりたい」と思いますが、ちょっと巨視的に眺めてみますと……「1万人に一人」だと日本の人口を1億2千万としたら、日本だけで同レベルの英才は1万2千人いるわけです。世界だと68万人。こう書くとあんまり大したレベルの英才に見えなくなってしまうから不思議です。

 「十年に一人の天才」「百年に一人の天才」ということばを聞くこともあります。私は素直なので「おおすごい、一度会ってみたい」なんて思いますが、ちょっと巨視的に眺めてみますと……現生人類の歴史は、「出アフリカ」以降でも約8万年ですから「全人類で『十年に一人の天才』」だとしても、人類の歴史でそのレベルの天才は8000人。(「原始人」でも「天才」は「天才」ですから除外しません)

 こういった天才や英才が自分の生涯をかけて毎日毎日とことんいろいろ考えてきているわけで、だとすると私レベルの凡人が何か新しく考える「余地」は世界のどこかに残っているのかしら?


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