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 市の医師会から毎日「インフルエンザA型発生動向調査」が送られてきます。各地区ごとに年代別に患者報告数が一覧にまとめられていて、毎日それをみて「あ、患者数が増えた」「あ、今日は減った」「年齢が一桁と十代で患者全体の8割か……二十代以上は少なくなって、特に五十代以上は異常に少ないなあ」などと思います。
 これ、たぶん現在はほぼすべてが「新型インフルエンザ」でしょうが、そのうち季節型が出てきたらわけが分からなくなっちゃうんじゃないでしょうか。でも、季節型はもう出てこないかもしれません。お金はかかるでしょうが、血液中の抗体検査で新型と季節型とを分けて患者発生パターンをきちんとデータをとっておけば、「次回」(突然変異で強毒化したときや鳥インフルエンザが流行し始めたとき)にとても役に立つんじゃないかなあ。「A地区に増えたから次はB地区だな」とかの予測が立つとか。
 どうせ厚労省では「幸い弱毒だったから、今回は経験を得るための全国規模での人体実験(フィールドワーク)」という位置づけで、だから有効そうな手は極力打たずに放置放任しているわけでしょう(*)。だったらせめてデータだけでもきちんと採っておかないと実験でさえなくなっちゃいますよ。

*)無能・無為・無策・怠慢・怠惰などとだらだら言わないために厚労省の行動を“善意”に解釈してみました。


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2009.10.22 06:57 |  映画 / 音楽 / 読書  |  その他(医療関連)  |  おかだ  | 推薦数 : 3

皮膚呼吸

 私は中学生の時に映画館で007に出会い、当然のように強烈な印象を受けました。たとえば「ゴールド・フィンガー」で登場する、全身金色の全裸の美女なんか強烈でした。これを見てしばらくは学校で「皮膚呼吸を止められたら人間は死んじゃうんだぜ」「だから金粉ショーでは背中を塗らないんだって」なんて会話がありました。……をい、中学生が「金粉ショー」なんて言葉をなんで知ってたんだ?
 最近DVDで過去の007シリーズをゆっくり見直しているのですが、懐かしの「ゴールド・フィンガー」では、あの「全身に金を塗られて皮膚呼吸が止められて死んだ美女」が実は全裸ではなくて水着かレオタードを下に着込んでいることを発見してしまって、ちょっとがっかりしたりしています。

 しかしあの「皮膚呼吸を止められると……」は、視覚的にはインパクトがありましたっけ。

 でも……よく考えたら、そもそも皮膚呼吸なんてものがありましたっけ?  あったとして、それは人間の血中酸素濃度の何パーセントくらいを受け持っているのでしょう(皮膚に金粉を塗り込められたら死ぬのだと、肺呼吸よりも多くを担当していないといけないことになります)。だけど「反証」として、水中で活動する人(海女とかダイビングをしている人)が死なないことを上げたくなります。
 さらに言語学的には「呼吸」と言う以上、「呼」と「吸」がなければなりません。ということは、お風呂につかっていても皮膚から気泡がぶくぶくと出てこなきゃいけないことになります。まあ、別のところから気泡が出ることがありますが、これは「呼吸」ではありませんね。
 なんてことを微笑ましく思いながら、それでも007は何度でも楽しめてしまうんです。さて、こんどは「二度死ぬ」でも観ようかな。どうやって連続2時間をひねり出すか、がその前に問題になるのですが。


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