チーム医療で大切なのは、個々の能力とチームワーク、具体的には仕事の分担と共働だと私は考えています。
私が属するチームには様々なメンバーがいますが、その中でたとえば栄養士を取り上げてみましょう。私と栄養士とでは仕事内容が違います。私は「明日は自分の患者にステーキ125gを食わせろ」とかのメニューの中身について口出しはしません。それは栄養士の仕事です。しかし、たとえば「この患者さんには蕎麦アレルギーがある」という情報は、どちらが得たとしても必ず相手に知らせます。「自分が知っているからそれでいい」とは思いません。
個人の能力として重要なのはもちろん「自分の仕事がいかにできるか」です。しかし、それだけではなくて「チームの他のメンバーの仕事内容を把握して、その人の役に立つ情報が何であるかを判断できること」もとても重要です。
そして、チームの管理者の仕事としては、仕事の進捗状況と各メンバーの能力を把握することだけではなくて、「各メンバーの情報の共有がいかに簡単にできるか」のシステムを作り維持することが重要です。「わしがリーダーじゃ」といばることではなくて。
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