おかだ
More プロフィール

Search

Calendar

<< 2009/10 >>
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

トップページ

Doctors Blog

ブログの購読

新着コメント

新着トラックバック

2009.10.14 18:38 |  医療制度 / 行政  |  その他(医療関連)  |  おかだ  | 推薦数 : 1

一般内科専門医制度

 「読書感想『イギリスの医療は問いかける』」で書きましたが、イギリスでは一般内科も「専門医」であることを読んで私は感銘を受けました。私も一応一般内科医ですし内科学会認定医も持っていますが、では自分が「専門医」かと言えばそういう自覚は持っていなかったものですから。
 以前メディカル・トリビューンに記事があったのですが、内科系の専門医の資格は13種類あるそうです。
 ならば、と私は考えます。その試験を生かして一般内科専門医制度が作れないかな、と。

 まずは第1段階。内科学会認定医の試験です。国家試験より少し難しい程度の試験にして、内科全般の知識を問います。受けるのは研修医がすんでから。
 次が第2段階。専門医の試験ですが、志望者は何年かの経験を積んだ後、それぞれの厳しい専門医試験を受けて合格しなければなりません。とりあえず合格ラインは90%にしましょう。95%でも良いかもしれません。では一般内科は。こちらはそういった専門医試験を10種類受けてそのすべてで60%以上の点数を獲得、を条件にしたらどうでしょう。「一つで95%」もシビアですが「10の専門試験ですべて60%以上」もシビアです。正直言って私は自分が合格できるとは思えません。でも、それくらいの厳しさがあれば「専門医の価値」が生まれるのではないでしょうか。そして、各科の専門医と言葉と概念を共有できる総合的な内科医の価値も。


固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.10.14 06:55 |  映画 / 音楽 / 読書  |  その他(医療関連)  |  おかだ  | 推薦数 : 1

利口とバカ

 私は落語が好きです。と言っても、地方に住む悲しさ、常設の寄席があるわけではなく、たまに(小さな)ホールでの落語会に行くことができる程度です。
 ちょっと前になりますが、立川生志さんの噺を聞いていたらそこで落語の所作のお約束(人間関係によって上下が決まっているのでそれぞれの立場で話すときの顔の向きが決まるとか(人間関係で「上」の人は舞台の上手に位置する)、話の中で家に入るときは必ず舞台の下手の方から上手の方へ入るとか)などを説明したあとで「(噺だけではなくてこれだけ約束事を覚えなきゃいけないんだから)落語家はバカにはできないんですよぉ。利口はやりませんけれど」。
 それを聞いて笑いながら「あ、医者も同じ」と私は思っていました。バカに医者はできません(たぶん医学生の段階でふるい落とされるか国家試験のところで落とされるでしょう)。しかし、今の社会状況や世間の医者に対する扱いを見ていたら、本当に利口な人間は医者になろうとは思わなくなっているのではないか、と思えるのです。現時点では「どの科の医者になるか」のところで“選別”が行われるようになっていますが、この動きが加速したら「医者そのものになる」ところで“利口な人”は選別を始めるのではないかな、と。
 それとも、世間の“利口な人”には医者はまだ魅力的な職業なんでしょうか?

 ……ちなみに私は、たぶんバカではないと思います(そう信じないとやってけません)が、利口かと言われたら首を270度くらい傾げたくなります。ぼきっ(やっぱりバカだったか?)。

固定リンク | コメント (0) | トラックバック (5)