厚労省様が何にお金を使いたくないかは、これまでの経験と見聞で身に染みて痛いほどよくよくわかりました。
ところで、そのお金を一体何に使いたいのかな?
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書いていてむなしい書類というものがあります。たとえば生活保護関連でのおむつの必要性証明書。数年前にはそれを書かなければならない病棟に私はいました。もちろんおむつよりはトイレで排便する方が私は好みです。しかし、たとえば「繰り返した脳梗塞によって寝たきり状態で尿意が全然わからなくなっていて常時失禁状態でコミュニケーションも取れない状態」の人には仕方なくおむつを使いますが、生活保護の場合“毎月”「治りましたか?」の問い合わせがあるのです。
証明書の「これからおむつを必要と認める期間」の欄(「__ヶ月」)に私はふつう数字を入れるのですが、それを「3」と書こうが「6」と書こうがまったく無視されて翌月には「おむつは必要なのか?」の書類が回ってきます。
寝たきりとかひどい認知症って、お役所的には1ヶ月でめきめきと治るべきものなんでしょうね。 医者が「これから6ヶ月は状態が変わらない(悪くなることはあっても良くなることは期待できない)」と証明書に書いてもそんなのは無視できる程度にその確信は強い、と。ならばなぜ書類に「必要と認める期間」の欄があるんでしょうねえ。書いても書いても無視されるから、むなしい気分になってしまうのです。
……なんだか「まだ生きているのか!」とお役所に毎月叱られているような気分でした。
ついでですが、生活保護で支給されるおむつ代、当時のレートでは実際にかかるコストの7割程度で、その差額は病院の持ち出しでした。「おれはスポンサーだぞ」と威張るのだったら、せめて満額支給をしてからにしてもらいたいものだ、とも私は思っていました。おっと、間違い。今でも思っています。(ついでですが、生活保護関連の書類は病院への支払いはない(医者も事務もただ働きを強いられている)と事務に聞いたことがあります。それが本当だったらますます無駄な書類の数を減らしてもらいたいものです)
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