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2009.08.30 07:07 |  研究  |  その他(医療関連)  |  社会・歴史  |  おかだ  | 推薦数 : 2

死語(77)助教授、助手

 かつて日本の医学部には「教授・助教授・講師・助手」というヒエラルヒー(ヒエラルキー)がありました。これは要するに「エライ順」ではありますが、もう一つ大きな意味があります。これらは「有給のポスト」の名称で、このポストに就けたらとりあえず固定給が保証されるのです。そのポストに就けない人としてそれ以外に無給医局員がわんさといたのですが、それはまた別のお話。

 で、いつのまにか助教授が消えて准教授(準教授にあらず)が登場しています。法律的には、単に言葉を言いかえただけではなくて、助教授=教授の助手、准教授=独立職、なのだそうですが、法律が何を言うかと現場での運用がどうかとは必ずしも一致しない……かもしれません。

 で、かわりに「助手」が「助教」となりました。最初は「助教授」と間違えそうで困りましたが「教」がつく以上「教育スタッフ」という位置づけなのでしょうね。さらにややこしいのは、将来的に「講師」が廃止になるのだそうです。ということは「助教は教授・准教授の候補生」です。結局「万年助手」も死語になるんですね(あくまでタテマエでは、ですが)。


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