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2009.07.22 18:30 |  診療  |  その他(医療関連)  |  社会・歴史  |  おかだ  | 推薦数 : 2

 死語(73)枯草熱

 30年以上前、教室で眠気と戦いながら「枯草熱」という病気を習っている時に、教師が「昔は日本にはこういった病気は存在しない、と言われていたが、最近はどうもどんどん増えているらしい」とぼそっと言いました。枯草熱とは今で言うところの「花粉症(アレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎など)」です。
 本当にアレルギー性疾患が少なかったのか、あるいは日本の医療レベルがアレルギーの診断をきちんとつけることができなかったのかはわかりません。私はちょうどその頃杉花粉症を発症したもので「生まれるのがもうちょっと前だったら」と思いましたっけ(確定診断がついたのはそれから数年後のことでしたが)。


 ちなみに、日本で初めて花粉症が発見されたのは1960年のブタクサ花粉症、ついで64年のカモガヤ花粉症・杉花粉症、と続きますが、「発見された」と「それ以前には存在していなかった」とはもちろん同義ではありません。


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2009.07.22 06:44 |  グルメ / お酒  |  その他(一般)  |  社会・歴史  |  おかだ  | 推薦数 : 2

 ○糖

 昔の角砂糖は今のよりずいぶん大きかった記憶があります。それから少し遅れて登場したスティックタイプの砂糖はたしか最初は一包10gが標準でした(ただし数字の根拠は私の記憶なので「絶対12グラムではない」などと断言はしないことにします)。しかもそれを二つも三つもコーヒーに入れるのが「古き良き日本の作法」でした。だからこそそういった風習に対するアンチとして、石坂洋次郎の小説だったかな、若者がやせ我慢をしてコーヒーに砂糖を入れるんだけれどかき混ぜずに、砂糖が底に沈むまでに溶けた分だけの甘みの助けで苦いコーヒーを飲む、なんて微笑ましいシーンが書かれていましたっけ。そういえば一時期「コーヒーシュガー」という、茶色く着色された氷砂糖のようなものが流行したことがありました。あのいかにも溶けにくい砂糖は、あの小説に登場した若者にはうけたかもしれません。
 やがて角砂糖はどんどん小さくなっていきました。スティックタイプも7g、5g、3gとどんどんスリムになっていきました。メーカーは消費者が求めるものを出すのが基本ですから、日本人の甘みに対する嗜好が変化したのでしょう。ただしそれは「舌の変化」(こってりの甘みが好まれなくなった)なのか「アタマの変化」(味の好みはともかく、ヘルシーブームに乗って我慢している)なのかは私にはわかりません。私は基本的にはコーヒーも紅茶も日本茶も砂糖抜きですが、疲れたときなどにはこれでもか、と言うくらい砂糖を入れるから中途半端に少量なのは使いにくいだけなのです(あ、どんな場合でも日本茶には砂糖は入れません。念のため)。

 夏に飲むならやはり麦茶。それに続いてアイスコーヒーやアイスティーです。ところが熱くて濃いのを淹れて氷にぶっかけるのは手間がかかるしティーは濁りやすいのが難点です。水出しコーヒーや紅茶は美味しいけれど手間がかかります。ということで濃縮タイプのインスタント。ポーションを開けて中身をコップに入れたらあとは水なりミルクなりで割って氷を浮かべれば完成ですから、嬉しいくらいにお手軽です。わが家では某社のを買っていますが、そこで問題になるのが表示です。
 「無糖」は誰が見てもわかります。砂糖無し。ところがあと二種類「甘さひかえめ」と「カロリーハーフ」があるのです。どっちがより甘いか、ぱっと見で判断できます?  どうも会社の言い分は「基準となる甘さより少しだけ糖分を減らしたのが「甘さひかえめ」、きっぱり半分にしたのが「ハーフ」らしいのですが、そんな言葉遊びをするよりシンプルに「一つ当たり糖分○g」と大きく表示してくれた方が、話が簡単なんですけどねえ。それとも私の頭が簡単すぎるのが問題で、皆さんはもっと複雑な言語や論理操作を楽々とやっておられる、ということなのかなあ。


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