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今の医療に足りないものはたくさん数えられます。
人が足りない。時間が足りない。金が足りない。知識が足りない。知識を普及する手段が足りない。
「足らぬ足らぬは、工夫が足らぬ」と簡単に片付けられてしまいそうですが、工夫とは無関係に足りないものが別にあるように、私は最近感じています。
「祈り」です。
「人が人を治す」ことがあまりに当たり前になってしまっていますが、医者も患者も家族も周りの人も、「やることはやりました。どうか上手くいきますように」とともに祈る時間が、もうちょっとあってもいいんじゃないです?
……世間一般の人は、医者が「自分は全力を尽くしました。どうか直りますように」と祈っている姿はあまり見たくはないでしょうけれど。
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