医療者は国家試験とは切っても切れない関係を持っています。病院なんて、右を見ても左を見ても「国家資格所持者」だらけです。たとえば看護師・助産師・臨床検査技師・診療放射線技師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・義肢装具士・栄養士(管理栄養士)・薬剤師・介護福祉士・歯科衛生士……まだあるかな……あ、医師と歯科医師も。
そういえば病院に出入りするMR(*)も国家資格が必要ないのに認定試験を受けます。正しい態度で“商品”に関する知識を提供する必要があるからです。
だったら、ジャーナリストにもなんらかの資格試験をおこなってもいいんじゃないです? 最低限、国語と礼儀の試験には楽々合格して欲しいな、というのは、望みすぎ?
*MR:Medical Representative(医薬情報担当者):製薬会社の営業担当で医薬情報提供が主任務。
参考サイト:http://www.topmr.com/index.html
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人間ドックの数日前から「生活を正し」ている人がよくいます。わけを聞くと「変な数字が出たら嫌だから」。いくら断酒しても、たかだか数日のことでは、去年高値だったコレステロールもγ-GTPも正常化はしないと思うんですけどねえ。それにその行為は「数字を調整しようとする」だけで、体調や健康に長期的な影響を与えるわけではありません。つまり「数字をいじっている」だけで「健康には無関係」な行為です。いや、うっかりそれで「良い数字」が出てしまうと安心して生活を正すチャンスが無くなるから健康には有害な行為かもしれません。
それと似たような行為をする医者もいます。
患者さんの検査で一つでも異常データがあったらそれを「正常化」することに熱中する人です。もちろん「異常データ」はあって嬉しいものではありませんが、だからといって「必死に退治するべき」ものかどうかには「医者としての判断」(その人の生命にかかわるか、その人の健康にかかわるか)が必要です。そういった判断をせずにただただ「異常だから放置できない」と機械的に「治療」する態度は、私には「患者本人」ではなくて「検査データ」を見ているだけに思えます。
「良い数字」と「良好な心身の状態」と「善い生活」は、それぞれべつの問題ですよね? それとも「良い数字」だけあれば、それだけであなたは幸せですか?
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