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2009.01.30 18:00 |  その他(医療関連)  |  社会・歴史  |  おかだ  | 推薦数 : 2

 風邪薬の広告

 今日は時間があったので新聞を念入りにめくっていると、広告に病気や健康関係のものがずいぶん多いことに気づきました。風邪薬・傷薬・頭痛薬・睡眠改善剤・蓄膿・皮膚のかゆみ・健康食品……などなど、ざっと数えて1ダース以上。
 その中で特に気になったのは風邪薬の広告にあった「早く治したいですね」の文言です。「そりゃ、風邪は早く治したいですよ」と紙面に向かって言ってみましたが、広告は「ならば、私が早く治してあげましょう」とは言ってくれません。紙には耳も口も付いていませんから返事をくれないのは当然と言えば当然ですが、そんな冷たいあしらいにめげずにあらためてこの文言をよくよく見れば、あくまで「早く治したいですね」という“願望”または“確認”です。

 これって、一体何を主張している広告なんでしょう?

 そそっかしい人は「そうか、この風邪薬を飲んだら早く治るんだ」と勘違いするかもしれません。でも、風邪薬は基本的に対症療法薬。それは、市販のものであろうと医者が処方するものであろうと同じです。対症療法には「治す」ではなくて「症状を軽くする」だけの効果しかありません。昔「風邪は薬を飲んだら3日で直る。薬を飲まなくても3日で直る」という言い回しがありました。
 だから、「この風邪薬を飲んだら、風邪が早く治ります」と書いてしまうとそれは誇大広告(あるいは大げさ、ウソの広告、ジャロに言っちゃろ)になってしまいます。だから「早く治したいですね」にするしかなかったんですね。これなら隅から隅まで“真実”ですから。いやあ、コピーライターというのは、大変な職業です。
 ここまで“読む”消費者も変ですが……あ、私のことか。


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くすりの広告っておもしろいですよねえ。

昔ならくすりを投与すると患部の赤色が完全に消えていたのに、最近は最後の最後までごくわずかだけど小さくなった赤色が残っていますもんねえ。病原菌も少なくはなるけど完全に消滅はしませんし。
written by Paul Carpenter / 2009.01.31 08:55

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