何かを改革したら、必ず変化が生じます(「何も変化させない改革」というものがあるのなら、話は別ですが)。するとその変化に人が適応するため(あるいは変化によって生じたトラブルを処理するため)に何らかの対応処置が必要となります。つまり、大きな改革のあとには必ず小さな改革が連続して行われる必要があるのです。そしてその小さな改革の集積は結果として改革された社会システムのさらなる修正(変更)をもたらします。システムの変更はまた変化を生じさせる連鎖反応を起こすのです。
改革は人の意識にも影響を与えます。意識が変わった人は世界をそれまでとは違った目で見ますからそれに対しても社会システムはまた変化しなければなりません。(というか、最終的に人の意識を変化させないものは最初から「改革」の名前には価しないでしょう。ただの目先または小手先の変化です)
……つまり、本当の「改革」は、一度手をつけたら誰かの都合の良いところでおしまいにするわけにはいかないものなのです。「○○の改革を」と叫んで何かを一回変えたらそれで目的が達成されたかのように思う(思わされている)人は、「ニセモノの改革」をつかまされているだけです。
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少なくとも最近の政治や行政の改革は、多くの立場の弱い国民にとっては改悪といえるものが多いような気はしますが。
それが改正、改良に繋がる少数の立場の強い人間のことを大事に思うからなんでしょうけど。
「誰にとってメリットがあるのか」の明示と、達成されるべき短期目標(さらに長期目標)と予想される副作用の提示も必要ですね。あ、それは医師が普段やっている診療行為と同じだ。
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