私が勤務する病棟には残尿測定用の超音波機器(膀胱の中に大体どのくらい尿がたまっているかを測定するポータブル機器)が置いてあって日々活躍しています。天安門事件の時に学生たちが持っていた小さな拡声器に似た形でをそれをさらに二回りくらい小さくした大きさです。
ところがそれがよく落っこちて修理が必要になる、というので「みんな扱いが荒いんじゃない?」などと軽口を言いながら持ってみて、驚きました。とっても握りにくいのです。
かまぼこ板を3枚くらい束ねて、そのど真ん中に押しボタンを置きそれの幅広いところを手のひらに当てる形で握って後ろからボタンを押すことを想像してみてください。そのままでは人差し指がボタンに届かないので親指を側面にずらし、中指から小指までの三本でグリップを支えて人差し指でぽちんと……これは落ちます。私の手ではなんとか保持できますが、私より手が小さい人だと無理でしょう。両手を使えばいいのでしょうが、忙しい病棟の現場でいろいろ持って歩いている状況で「両手で支えろ」は現実的ではありません。
これが縦に平たいピストルグリップだったら問題はほとんどありません。手の大小で握りにくさは出るでしょうが、手の形に添ったものだったらたとえ握力が標準的な男より弱い女性が使ってもそう簡単にころころ落ちることはないはずです。
おそらくこれを開発した人は、私より手が大きい人でしょう。それと、機器の使いやすさよりも精度や耐久性に目が行っていたのかな。ですから、その開発段階では「問題」はなかったのでしょうが、現場で使いにくいどころか落ちて壊れるのでは、設計ミスと言いたくなります。
それとも、ユーザーの直感的な使い方とは違う持ち方を想定しているのかな? それはそれで、ユーザーフレンドリーではありませんが。
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機械については「残尿測定 超音波」などで検索したらすぐ見つかることでしょう。看護師さんに「おしっこが出ません」と言われて「スキャンでいくら?」と聞けば「腎機能障害からの無尿か? それとも尿閉か?」と悩まずにすむので楽ちんです。
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