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2008.07.14 18:52 |  車 / バイク/ 船  |  その他(一般)  |  社会・歴史  |  おかだ  | 推薦数 : 3

毎日新聞の印象操作 

 モトクロス競技の事故で一人亡くなったとの報道です。

 まずは読売新聞「オートバイレースで転倒、後続車にひかれ男性死亡」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080713-OYT1T00405.htm

 次は毎日新聞「モトクロス事故:レース中に転倒、平塚市職員死亡 福島」
http://mainichi.jp/select/today/news/20080713k0000e040034000c.html

 遺族の方にはご愁傷様としか言いようがありませんし、亡くなった本人もさぞ無念だろうと思いますが、これは私が勝手に思っているだけです。ただ、レースには事故がつきもので、だからこそ安全対策が様々に講じられるのですが、それでも残念ながら死亡事故は起きることがある、それはアマチュアでもプロでも同じこと、がこの話の前提にあります。

 で、毎日の記事に対するネット上での反応を見ていると、「やっぱりオートバイってこわいなあ」というあまりにシンプルな反応や、「公務員が遊びで死ぬなんて」といった、わざわざ「市の職員」をタイトルに入れた毎日新聞のねらい通りの反応もありますが、私が見たところで目立ったのは「毎日は何を考えてこんな記事を出したんだ?」です。「公務員だからと言って、休日に何をするかは自由だろう。それをわざわざ見出しに『公務員』と書く理由は?」「モトクロスが危ない競技であることは参加者は全員承知の上」など、毎日新聞が「公務員」「モトクロス」に対してなんらかのネガティブな印象操作をしようとしている点に反発を述べている意見がずいぶんあります。
 これは、「読む側」のマスコミ・リテラシーが上がっているのか、あるいは、「毎日」というブランド(これまでの“実績”)に対する自動的な反応なのか、私にはわかりませんが、少なくとも毎日新聞のねらいはあまり成功していないな、というのが私の印象です。(私も毎日新聞に印象操作はされなかった、ということなのでしょう)

 そうそう、「(警察調べではモトクロス会場は)起伏のある土のコース」という毎日の記述に対して噛みついている書き込みもありましたが(「平らな舗装路を走るモトクロスがあると思っているのか!})、記者も警察もモトクロスがどんな競技か知らなかったのかもしれませんし、「知らない読者」を想定してわざわざ解説を加えたのかもしれません。私はこのブログを医療関係ではない人も読んでいることを意識して、専門用語をむき出しでは極力使わない、使う場合には平易な言い換えや解説を加える、を心がけていますから、「解説」だったらOK、の立場を採ります。でも、もしも記者が「ねえねえみんな知らないと思うけど、モトクロスって不整地を走るんですよ。実は私も5分前に知ったばかりだけど教えてあ・げ・る」の「知ったかぶりが教えてやるモード」だったら、NG、です。これは記事の書き方がちゃんと「人にものを伝えたい」態度になっているかどうか、で判断できるでしょう。
 ……そうそう、「伝える」と言えば、この毎日の記事って「哀悼の意」が欠けていません? 伝わってこないんですけど。讀賣の方にはまだその“香り”が感じられます。

 で、私が何を伝えたいか? 単に毎日新聞の悪口を言いたいわけではなくて、私のこの投稿を読んだ人のマスコミ・リテラシーが少しでも上がると良いな、という願いを伝えたいのです。


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2008.07.14 06:55 |  医療制度 / 行政  |  その他(医療関連)  |  おかだ  | 推薦数 : 3

有識者会議 

 「有識者会議」でネット検索をかけると数十万件がひっかかるくらいの花盛り状態ですが、数だけ多くて実際にそれが効果を上げたかどうかについては、ざっと読んでみた限りではお寒い現況のようです。

毎日新聞「厚労省:改革へ有識者会議発足 舛添厚労相が意向

 もちろん改革をしようとするのは良いことですし、そのための手段として有識者会議が用いられるのもあり得ることだとは思います。ただ、「改良」ではなくて「改革」を行う場合に“それ”は有効な手段でしょうか?(実例がどのくらいあります?)

 現在の行政を改革するのに集めるべき人材は、まずは「明確な倫理を有する人」でしょう。つまり有識者ではなくて有倫理者。それから、省内の抵抗や反発やしがらみやコネや既得権に縛られない人。つまり有自由(あるいは有覚悟)人。
 つまり、こういったときに真っ先にお役所が声をかける(役所が使いやすい)「有識者」だけではなくて、そういった有識者やお役所の人間に嫌われている人たちも集めないと、会議は踊るだけで実効を上げないんじゃないかな。最大の批判者をも賛成させる、あるいはせめてある程度納得させることができる策の方が、ことば遊びのカイカクではなくて本当の「改革」に近いように思います。


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