昨日書いた記事とそれにいただいたコメントからの派生です。
「オブラートにくるむ」は、私が学ぶべき言語的テクニックの一つなのですが、「オブラート」そのものを最近はあまり見なくなりました。薬局に行けばまだ売っているとは思いますが、かつては各家庭に常備されているものでした。目的はもちろん苦い粉薬をくるんで飲み込むため。
粉薬を味わわずに飲むにはテクニックが必要で、まず水を少量口に入れてそこに粉薬を投入して浮かべそこにさらに水を追加して水で粉の塊をくるむようにしてそこで一気にごっくん。ところが、最初の水が足りないと舌や頬の粘膜に粉が貼りつくし、追加の水を入れた後ぐずぐずしていると粉の塊が砕けて口の中全体に粉混じりの水が行き渡ってしまう。それがオブラートを用いたらそのまま口に放り込んで水がオブラートになじんだのを見計らって飲み込めばよい、とずいぶん楽ではあるのです(もちろんいつまでも飲み込まずに時間をかけていたらオブラートが破れて“悲劇”が口内で生じますが)。なぜわざわざこういった“当たり前”のことをここに書いているかと言えば、私自身がすっかり忘れていたからです。
そういえば「薬を飲むためのゼリー」をこの前ドラッグストアで見かけました。オブラートのようにゼリーで粉末をくるんで飲み込むのでしょう。文明の進歩はまことにありがたいものですね。ただ、最近の子ども用の粉薬はほとんどそれ自体が甘いのですからわざわざオブラートやゼリーにくるむ必要があるのかなあ。
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とあるところで、オブラートの正しい使い方を教えて頂く機会があり、
目からウロコ、でした。
その話を知り合いの医学部6年生(しかも国試後)に話したところ、
「医学部でそんなの教えてもらってない。自分も知らない。」
ということで、これまたビックリしたことがあります。
一般市民感覚では、少なくとも医者の卵なら知ってるんだろうと
思い込んでおりました。
オブラートときいて、ちょっと思い出したので…
日本の医学はこういった「家庭での知恵」は視野から外していますから、私も学校では習いませんでしたねえ。
釈迦に説法を承知で申し上げますが、
オブラートの正しい(?)使い方は…
オブラートの直径より少し大きめのお皿に水を張り、
そこへオブラートを浮かべます。
粉薬を中央に乗せると、重みで少し沈みますので、
それを両手にもった爪楊枝で、まず左右からくるみます。(ちょうど、クレープを三つ折りにするイメージ)
細長くなったオブラートの両端を、さっきと同様に折りたたみ、
粉薬をプルプルのオブラートで包んでしまうのです。
そして、大き目のスプーンで(水も一緒に)お薬入りのオブラート団子を
そっとすくい上げ、水ごと口に入れるとツルッと飲み込めます。
オブラートって、水に浮かべても意外と溶けないのに
すごくビックリしました。
しかも、どんな味のものもくるんでしまえば苦にならないです。
(口の中でつぶさないよう飲み込むコツは必要かもしれませんが)
参考まで☆
たしかに濡らして包めばつるん、ですね。今イメージがのどを通り過ぎました。こんど実際に試して……あらら、我が家にはオブラートも粉薬もありません(^_^;)。
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