本日の記事も、プライバシーを保護するためと話を少しでも面白くするためにフィクションで薄められていることを先にお断りしておきます。
昔々あるところで、おかだという医者が忙しく仕事をしておりました。そこに電話がかかってきました。おかだが書いて提出したある書類で、電話番号の市外局番の部分を削除してくれ、というのです。「市内から市内へ出すものですから、不必要でしょう?」がその言い分です。
おかだは抵抗します。電話番号を書く欄にはハイフンが二つあらかじめ印刷してあって「市外局番から書いてくれ」と言わんばかりでしたし、そもそもデータが間違っているとか足りないだったら即座に修正したり追記しますが、この場合には「余分」(それも本当に余分かどうかわからない状態)です。電話番号が市外から書いてあったら無効になる書類って、どのくらいあります? で、書類の有効性を左右しない作業はそれこそ「余分」な作業でしかないのです。
いくらかのやりとりの後、もし書類が本当に無効になるのだったら当該データを削除することで話はまとまりましたが、おかだは釈然としません。わざわざ不必要な作業をしろと強制されてしかもそのやりとりで時間を無駄に消費したことも不愉快ですが、もう一つ。
甲さんが「○○という変更が必要だ」と判断しました。さて、そこで話のルートは二つに分かれます。
Aのルート 1)甲さんが乙さんに電話して「○○が必要だ」と伝える。2)書類を乙さんに届ける。3)乙さんが調べて記入する。4)乙さんが書類を甲さんに戻す。
Bのルート 1)甲さんが調べて記入する。2)そのことをあとで乙さんに伝える。
前提として、この書類は別に乙さんでなくても簡単な修正程度はできるもの、とします。さて、甲さんの判断が正しくなかった場合は論外ですが、正しかったとしても、AとB、どちらの方が時間やエネルギー消費の点と仕事の流れの点で合理的でしょう。(ちなみに乙さんはAのルートだと1)〜4)すべての時点でそのときしていた仕事を中断しなければなりません。Bのルートだと2)の時だけ)
もしかしてAルートを選ぶ甲さんは、自分がいろいろ調べたり記入したりがイヤで、そのイヤな仕事を乙さんに押しつけ(丸投げし)たかっただけかな。それとも「乙さんに自分の言い分を通し自分の思うがままに操る」ことが重要?
ついでですが、私は人を操ることも人に操られることも、嫌いです。
固定リンク
|
コメント (0)
|
トラックバック (0)
トラックバック
この記事のトラックバック URL
http://blog.m3.com/ishi-atama/20080516/1/trackback
コメント
コメントはまだありません。
コメントを書く