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2008.03.30 06:48 |  開業 / 病院経営  |  医療制度 / 行政  |  仕事 / 職場  |  社会・歴史  |  おかだ  | 推薦数 : 2

診療縮小

 大学からの派遣中止のため、外来時間を短縮したり時間外救急を減らしたり、などの診療体制縮小をする病院が近隣にも出ていました。他人事とか対岸の火事ではなくて、いつ我が事になるかもしれないものと思っていましたが、ついにこちらにもその波が来てしまいました。
 ぎりぎりの折衝が続いていることは漏れ聞いていたので、いくらか覚悟はしていたのですが、やはりショックです。

 さて、現有人員でなんとか仕事を回すのは……無理です。
 私個人は、医者としての仕事だけではなくて、組織運営の仕事もいくつか抱えているためあまり余裕がありませんが、それでも当直を増やしたり臨時で外来に行ったりはできます。病棟の受け持ちも少しは増やせます。しかし、皆がそうやってちょっとずつできることを持ち寄ってもやはり限界はあるわけで、とうとう外来を半日分減らすしかない、という結論になりました。(外来全廃までもが議論の俎上に載りました。論理的にはこれがけっこう“良い”解決法ではあったのですが、さすがにそこまで“過激”にはできないだろう、ということで……)


 コンビニ医療推進派の「病院は24時間コンビニ診療をするべきだ」との主張には逆らう動きになってしまいましたが、もうどうしようもないのです。貼り紙を貼ってバイトを募集したら解決する、だったら良いんですけどねえ(でも、コンビニエンス・ストアでも、貼り紙一枚ですべてが解決することなんてないですよね。おそらく店主にとんでもない負担がかかっているはず)

 「何とかするべきだ」と言う人にはぜひ来ていただいて手伝いをしてもらいたい気分です。「誰かが何とかするべきだ」よりも「私に何ができる?」の方がよほど嬉しいことばと態度ですから。(少なくとも医局の人間が一様に「この状態を乗り切る何か良いアイデアはないか」「自分に何ができるか」の方向で皆が考えていたのが、救いでした。この方向にある限り、なんとか乗り切れるでしょう)

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