血液型占いを私は信じません。干支占い(「亥年生まれは突進タイプ」とか「丑年は頑固でのんびり」とか)でさえ「人間の性格はたったの12種類か? 各学年毎に層状に性格が明確に異なっている小学校なんかないだろ」と私は疑わしく思う人間ですから、ABO式の性格占いについては「全人類の性格がたったの4つ」の時点で“却下”です。(さらに言うなら、ABOにだけ注目して100以上ある他の“血液型”を無視するのも気に入りませんし、さらにさらに言うならABOに限定したとしてもその中の「Oh」(ボンベイ・ブラッド)などはどうするんだ、とも思います)
ところが、ノロウイルスが、その株によって血液型物質と親和性に差がある、という面白いことを知ってしまいました。
http://www.city.hiroshima.jp/shakai/eiken/topics/tp007/fp_case/fp-004.htmたとえばロードスデイル類似株は「O・A・B」と、ノーウォークウイルスは「OとA」、スノーマウンテン類似株とメキシコウイルスは「AとB」、アムステルダム類似株は「O」と結合親和性がある、というのです。分泌型・非分泌型でも差があります。さらに、組織血液型抗原のLewis抗原型やH抗原型との結合親和性を持つウイルスもあります。ということは、同じものを食べても発症する人としない人が同じグループの中で分かれることがあるわけですね。
ある種のウイルスには好かれるが、別のウイルスには嫌われる血液型の人間……「ねえねえ知ってる? 君の血液型はノロウイルスの××株に好かれるんだよ」……う~ん、合コンなどでこうやって他人をどんどん分類してあげると、みなに嫌われる性格と言われそうです。