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毎日新聞がまた何か言っています。
http://mainichi.jp/photo/news/20080127k0000m040123000c.html
なるほど。「医師はミスの発覚を恐れて、その症例報告を隠蔽するようになった」と国民に印象づけたいんですね。実際にそのように受け取って嬉しそうに医師を責める日記を書いている人がmixiにも何人か。
いや、記事を最後まで読んだら、この記者は必ずしもそういった主張をしたいのではなさそうですが、見だしをつけたデスクにはまた別の意図があると読めます。
個人情報保護法とか、原著主義とか、横文字の論文の方が推奨されるとか、その他の条件もからんでいるとは思いますが、やっぱり防衛医療のメカニズムも関係しているのかなあ。もしそうなら、過剰反応のような気もするのですが。
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コメント
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困りました。
症例報告(死亡例も含めて)論文を書くようにと いつも後輩をぶんなぐってます。自分の経験した症例がどういう意義があるのかきちんと考察しなければ 臨床医としては進歩しません。
症例報告には病理所見がつきものですが、2-3年前に自分の体内から取り出したサンプルの病理所見を断りなしに論文で発表したとして告訴された事があって 当時我々を震撼させました。
ですから症例報告にあたり 当事者か家族の承諾書が必要かといった議論を随分されていました。そういった手続きが面倒か、職場に医者が足りなくなって書く暇がないかといったあたりが理由でしょうか。
まあ自主的に症例報告を書き始める人は少ないです。大抵は指導医がヤイノヤイノと五月蝿く言ってからです。証拠隠滅を目論んで症例報告を控えるとまでは 頭が涅槃状態の奴隷医には思いつかないでしょう。
そうそう「そんな時間はない」が実は一番大きな要因かもしれませんね。一番論文を生産していたであろう大学病院の内情が今は全然わからないので、確信はありませんが。
このリンク先のグラフ、ドク虎には理解不能です。
まず、縦軸が百分率です。百分率の経時変化に、どれだけの意味があるのでしょうか。
しかも、百分率なので増えた項目があるはずですが、減った項目だけ表示され、増えた項目は省かれています。
おそらく、オリジナルから大幅に改悪されているのでは。
もしこれがオリジナルなら、東大も??ということになってしまうので、まさかそんなことはないと思いますが。
日本の新聞記者の科学論文に関する表現力、やばいものがありますね。
学生時代、勉強せずにバイトしすぎたのでしょうか。
新聞記者にこそ、「虎の巻」買って欲しいです。
20年くらいのグラフなら、大規模臨床検査とかメタ解析とかが増えているでしょうけれど、1~2年ではそこまで激しい増加は示さないでしょうね。あと、何が増えるか、ガクモンにあまり縁のない私には見当がつきません。
公式の副作用報告数そのものはどうなんでしょう。というか、厚生労働省に行ってその数字が増減しているかどうかの調査は……記者のお仕事ですよね?
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