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今回の芥川賞は川上未映子さん、直木賞は桜庭一樹さんに決まったそうです。
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20080116i315.htm?from=main3
私は純文学はあまり読まない、というか、「純文学とは何か」さえきちんと述べられないレベルの人間なのでこのニュース自体は「ふ~ん」で流してしまいますが、選考委員に関して気になることが二つあります。
1)「これはすぐれた作品だ。賞をやろう」と決める人は、もらう人よりは優れた作家なんですよね? もらう方としても、自分より劣った作品を発表している人間に褒められても嬉しくないでしょうし、賞の権威もそれではなくなってしまいます。ということは、選考委員はこの選考期間(半年間)の間に、受賞作より遙かに優れた作品を最低一つは発表しているはず。できたらそのリストも公表して欲しいなあ。それともただの読み巧者?
2)落選の理由として「本作はたしかに優れているが、次作の方がもっと期待できそう」などと述べる選考委員が時々登場します。これって、論理が腸捻転を起こしていませんか? 「今ここにある優れた作品」と「今は存在しないが将来登場するであろうもっと素晴らしい作品」とを比較して、「ほら、今ここにあるのはまだまだだ」と述べているのですから。「今ここにある作品をきちんと評価すること」にどうして全力を傾けないんでしょう?
何にせよ、面白い作品を次々書いてくれれば、ただの本好きとしては文句はないんですけれど。
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