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あけましておめでとうございます
昨年12月3日にブログなるものを始めて一ヶ月で約7900のアクセスを頂きました。ありがとうございます。この数字が多いのか少ないのか初心者には見当がつきませんが、今のところ書けば書くほど書きたいネタが見つかる状態ですので(医者になって四半世紀を超えてますから、その間にさすがにいろいろ貯まっていたんでしょうね、と他人事のように感じています)、今年も楽しみで書き続けていきたいと思っています。
さて、本年最初の話題は、週休二日制。昨年最後の投稿が年末年始の休みのことだったのですが、そこからの派生です。今年私は病院で年越しをしませんでしたが、ネタは年越しをしてしまいました。
「半ドン」はすでに死語になったようですが、かつての土曜日は全国的に「昼から帰れる日」でした。
しかしやがて週休二日制が世間に浸透してきました。十数年前に私はなぜか公務員の端くれをやっていたのですが、そこで中途半端に「四週六休制」が採用されていた時期がありました。土曜日が半ドンと全休を隔週に繰り返す制度です。
当時私は土曜日の外来を担当していました。事務が文句を言います。「ちゃんと隔週で休んでくれないと出勤簿の処理ができません」。そんな文句を言われたって困ります。「外来休んで良いんですか?」何を馬鹿なことをいう医者だ、という目で見られてしまいました。「外来を開けて担当医の名前も張り出してあって、それで休んで良いわけがないでしょう」はいごもっとも。「でも休んでくれないと書類上困ります」一体どっちなんです?
結局、土曜日は出勤させていただいて翌週の平日の午後に代休を取ることで話がつきました。だけど、平日の午後は、病棟回診や特殊検査や人間ドックや会議や委員会や患者や家族との面談やあれやこれやそれやなにや……予定がぎっちりで休めるわけがありません(そもそも土曜の午後だって仕事していたのですから。午前中の外来をすませて病棟回診をするのは、当然午後ですよね)。結局その平日の午後は「休み」だけど私が勝手に仕事をしていることになりました。これで事務は幸せそうになりました。休みに勝手に仕事をしているわけですから残業手当は払わない、と宣言もされてしまいました。もっともそれまでにも残業手当を請求したことはなかったのですけれどね(実は私は残業手当の請求方法を今に至るまで知りません)。
今では完全に週休二日制となって、土曜の外来もその病院では閉められ、あの時のような変な問答はなくなったことと思います。(おそらく別の種類の“変な問答”をやっているとは思いますが。公務員というのはまったく……ぶつぶつぶつぶつ……)
その後就職した民間の病院で「ここは完全週休二日制です」と事務長に胸を張って言われたことがあります。ところがしばらくしてそこの職員(非医師)から「先生は良いですねえ、祝日が休みで」と言われました。私の契約は、一週間に日曜と平日の計二日間が休みで、祝日はカレンダー通り休めることになっていました。しかし医師以外の職員は、祝日は無関係だったのです。よくよく聞くと「完全週休二日」とはすなわち「週にきちんと40時間労働すること」というのがその企業の決まりとなっていたのでした。もし祝日に休んだらその週はあとたとえば日曜にしか休めない、となるわけです。「国民の祝日」は「その企業に勤務する人以外の国民、の休日」だったわけ。
問題はたとえばゴールデンウイークです。週に二日も三日も祝日があったらどうなるでしょう? はい、祝日出勤です。たとえ病院が休みでも出てこなくちゃいけません。病棟勤務の人は何か仕事があるでしょうが、外来担当の人はタテマエとしては閉めた外来でナニカする……そんなぁ。
法律的にこれが妥当なことなのかは私にはわかりませんが、お役所の監査でも問題にはなっていなかったところを見ると“合法”なのでしょう、書類上は。ただし職員はあまり幸せそうではありませんでした。書類/現実、合法であること/適切であること、これらはまるっきり別の問題のようです。
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読み逃げ、結構。読んでくれる人がいるだけで、私は「ぶつぶつ」を続ける元気が出ますので。
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