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2007.12.05 20:31 |  診療  |  その他(一般)  |  その他(医療関連)  |  おかだ  | 推薦数 : 1

ため息をつきながら

 リタリン流通管理委員会(って、何?)に提出する「リタリン登録医申請書」を目の前に置いて、私はじじむさいため息をついています。記入しなければならない項目は少ないし、医籍登録番号はソラで書けます。ただ、日本精神神経学会・日本臨床精神神経薬理学会・日本睡眠学会・日本神経学会の認定医や専門医の別とその取得日って…… 私は認定医や専門医どころか、そのどこの会員でもないのです。私のような「専門家」でない医者はリタリンを処方するな、ということなんでしょうか。別にしたくてしているわけではなくて、大学病院からの紹介状を持ってきたナルコレプシーの患者さんに処方を継続しているだけなのですが。
 私の場合は、申請が通らなければ「申し訳ないけれど、大学病院に帰ってくれ」と言えばすみますが、それで患者さんは通院時間と待ち時間の点で確実に“損”をします。リタリンを乱用する人がいて、それを助長するかのようにリタリンを無造作に(というか、あれは意図を持って?)大量に配布するということをする医者がいたために、その薬が本当に必要なナルコレプシーの患者さんが不便になってしまうわけです。

 まったく、アホなことをする輩のせいで真面目に生きる人間が迷惑を被ることはこの世に溢れています。

 病院への泥棒のため、警備が厳しくなって夜間に救急で訪れた人がどこが入り口か分からずにうろうろさせられる/学校を襲って人を殺すアホのおかげで、学校開放がやりにくくなって、授業参観でさえ保護者が「私はアヤシイ者じゃござんせん」と腕章をつけて入らなければならない(本当は学校は地域に開放されている方が、子どもがのびのびと育つと思うのですが)/コンピュータウイルスなんてものをせっせと作って配布させる人がいるおかげで、パソコンにウイルス防御ソフトを組み込まなきゃいけない(コンピュータが遅くなるし、相性の悪いソフトがあると動作が変になったり、まったく不愉快です)

 で、結局この申請書、どうしましょうかねえ。

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