大学生のAは就職の面接に来ていた。
面接官「ほうほう、君はあの○大なのか、勉強ができるんだね。」
A「いえ、それほどでも・・・」
面接官「ところで、君は○HKはちゃんと払っているかね。」
Aは変な質問に戸惑ったが、正直に答えた。
A「え・・?は、はい、ちゃんと払っています!」
面接官「そうか、君はしっかりしているんだね。」
面接官はにこやかにAにほほえみかけた。
Aは、面接官は正義感の強い人なんだ、俺のことほめてくれているんだな、と思い安心したのだった。
10分ほどつづがない話が続き、
こうして面接は終わった。
面接官はつねに礼儀正しく、柔和な顔つきで話をしていた。
Aは礼儀正しく退室する。
そして帰りのエレベーターの中で、面接官の印象が終始いいことに安堵してうまくいった!と思い、Aの表情には笑みが自然とこぼれたのであった。
しばらくのち、面接官たちは話をしはじめた。
面接を終えたあと、こうして評定していくのが彼らの仕事である。
面接官「彼はダメだな」
助手「そうですね。」
面接官「○HKの不祥事を知らずに、のうのうとお金を納めているなんて。」
助手「それにひきかえ、A君の前のB君はいいですね。」
面接官「うむ、彼は、○HKの料金も払っていない。つまり、○HK勧誘員の圧力を耐えぬいたタフネスがあるということだ。営業などできる人間は意志も強くなくてはならん。」
助手「無駄なお金を出さないというハングリー精神もありそうですね。」
面接官「彼はそれだけではない。ちゃんと払わない理由も説明できた。社会人にはほうれんそう(報告・連絡・相談)が求められる。しっかりと相手にエクスプレインできる能力が求められるのだ。」
助手「最近は人がやっているから私もやるという、事の善悪もわからないまま人がしているから真似をするだけの思考停止人間が多いですからB君のような人材は貴重ですね。」
面接官「よし、B君に決定だ。これからの時代、彼のようにしっかり説明できる合理性も求められる。ノホホンとした金太郎飴のような奴はいらん!彼を今回は採用することにしよう!」
<終わり>
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