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私はまともな医師ではないので、色々とビジネスに手を出している。今日もある新しいビジネスの話を料亭で日本料理を味わいながらしていた。天ぷらに刺身、私はこういう普通の日本料理が好きだ。

私は現在、医療系のビジネスにも、さまざまな方とともに関与している。さすが法学者は裁判の進め方や費用面の知識が詳しく感嘆する。異業種の方と協力するのは面白いものである。

このことについて、
ある病院長が嘆いていたのを思い出す。

医師だけでない学会の場合、医師は医師だけで固まってしまう傾向がある。これが不思議でならないと嘆いていたのである。医師の閉鎖性を表していると思う。医師以外の世界には色々な世界があるというのに。医師の何%かは起業家として成功している人も多い。こういう医師は医師の外の世界にうまく出ていったおかげで成功したのであろう。東大生がマッキンゼーに心動かされるのも医師の理不尽な世界に嫌気がさしている若者が増えたのかもしれない。今は2chなどのインターネットのサイトである程度の情報をみんな得ることができてしまう。

僕があまり医局に関心がないのは、医師たちの何か、そう、組織の人間になってしまったという匂いを感じるからである。ただの組織ではない。昔の医局では医局員の銀行口座を医局が管理していて問題になっていたこともあった。そういうすさまじいまでの閉鎖性・理不尽性・奴隷性なのである。その独特の臭いが感じてならないのである。

私は医局員が若い私に入局勧誘をしているとき、その人の顔色をみて思った。

「ああ、この人は真剣に私に対して入局を勧誘しているなあ・・・しかし、この人の顔には、入局すると大変な地獄である苦悩を持った、そういう悩ましい勧誘の仕方だなあ・・・」と私の目には見て取れたのである。悲惨な組織にいる者の苦悩・・・負の側面を私は察してしまったのである。

そう、医師には医師しか分からない苦悩があるのである。大学での地位の低さ、理不尽な世界、引越しする休みすら与えられない奴隷的生活・看護協会に守られた看護師の下で酷使される奴隷医師達・・そして、医局の愚痴を語りながら医局に隷従する医師達・・・そう・・・何か、普段のすさまじいストレスと、しかし上には逆らえない哀れな隷属感情が入り混じった悲哀を私は感じたのであった。


まあ、察した。

「ここに関わっちゃダメなんだ。」

と私の直感が察したのである。

心臓外科医であられる南部先生のコラムをよく読ませていただくが実に赴き深い。医局とはこの先生の言うようなところなのかな?と私は時々考えることがある。

ま、私の大学にいる同期に話を聞くと色々理不尽な目に遭っているようである。大学病院や国立病院の医師の待遇を変えることを政治家は考えてほしいものである。一度でも政治の場で議論されたことがあるのだろうか?

大学病院の医師も、この理不尽な待遇を直そうと立ち上がったことがあるのだろうか?おそらくほとんどの医師はないだろう。努力してから金がほしいと言えとか、休みがほしいなどは一人前になってから言えとか言われるのだ。なぜ、大学では看護師が点滴をしないんだと言っても、そういう決まりなんだと言われるだろう。そして、疑問を口にする医師は危険人物として排斥されることだろう。いや~、実際私がそうだったからね。日本人とはこういうカス人間の集まりなのである。一生奴隷をやっていろ!と思うのは私だけではないだろう。

ある優秀な医師の言葉を思い出す。

「日本人はなおすべき点が分かっていてもなおそうとはしない民族だ。それが不思議でならない。」





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