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スーちゃんの言葉

K.U. / 2011.04.27 23:44 / 推薦数 : 0

小学生の頃,見ごろ食べごろ笑いごろ,というTV番組があり,毎週かかさず見ておりました.

キャンディーズ,伊東四朗さん,小松政夫さんらの繰り出す軽妙なコント,電線マンなる奇怪なキャラクターと,電線音頭.
学校でよく踊って,怒られましたっけ.

TV中継され,姉と一緒に見たキャンディーズの後楽園球場での解散コンサート,いまだに記憶に残っています.

先日亡くなった田中好子さん(スーちゃん)が,最後に残した肉声をお聞きになった方も多いと思います.

死期迫る状況で,あれだけのメッセージを残されたスーちゃんの優しさ,人となりに,思わず目頭が熱くなりました.

そういえば,スーちゃんが薄幸だ,などという記事をどこかで目にしました.

確かに,若くして乳癌を患ったこと,不妊治療を長くされていたこと,弟さんを亡くされたことなど,その辛さや心の葛藤は,我々には到底想像できないものがあったと思います.

でもキャンディースのきらびやかな時代,病気や苦悩の中で花開いた女優業,また本人が頑張ってこられた悪性疾患の啓蒙活動,これらを鑑みず,薄幸だなどと決めつけるのは全くおかしい.

生命の長さや,苦労の多さなどの一般論では,人の幸不幸は量ることはできないでしょう.

多分,人間には生まれながらにして与えられた使命のようなものがあり,死ぬまでにそれに気づいて,少しでもその使命を実行できればいいのだ,と最近感じています(自分はまだ気づいていませんが).

医師である私たち以上に,日本国民に元気を与えてくれたスーちゃん,他人に対するその優しさは永遠にこの国に受け継がれていくでしょう.

心からご冥福をお祈り致します.

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